「青春とは人生のある期間のことではなく、心の持ち方をいう」――。米国の実業家で、わが国にも多くの信奉者を持つサムエル・ウルマンの『青春』という有名な詩の一節です。

青春は何歳から何歳までと決められるものではありません。実際、覇気のない若者もいれば、老いてますます盛んな高齢者もいます。

ガイドのクリニックには、ED(勃起障害・勃起不全)治療薬の相談で20代から80代まで幅広い年齢層の患者さんが来院されています。飲み薬の中には大人用、小児用と区別されているものがありますが、ED治療薬には服用できる年齢制限があるのでしょうか。

ED治療薬の効果は高齢者にも期待


高齢者とED治療薬
ED治療薬の効果は高齢者にも期待できます。往年の若さを実感していらっしゃる方も少なくありません
ガイドのクリニックには、ED治療薬の処方のために訪れる高齢者(65歳以上)の方が少なくありません。

先日も「昨年秋までは、弱い勃起力ながらも月に1.5回くらいセックスできたが、今年になってからまったくだめ。“その気”は十分にあるので、ED治療薬の服用で回復できないか」という相談を74歳の方から受けました。性に対するひたむきさが感じられ、とても素晴らしいと思いました。

結論的に言えば、ED治療薬の効果は高齢者にも期待できます。実際に服用されて往年の若さを実感していらっしゃる方も少なくありません。

ED治療薬の副作用は著しく強いというわけではありません。ですから、高齢者だからといって、ことさらに不安を覚えることはないと思います。

高齢者には低用量タイプから慎重に


加齢現象として性的能力の衰えを自覚しなければならなかった高齢者にとって、ED治療薬の登場はまさに福音といってよいでしょう。ED治療薬は勃起能力があれば、年齢に関係なく用いることができますし、その効き目にも期待できます。

だからといって、自分の体力の限界をわきまえず、激しい性行為に没頭することは禁物です。性行為は全身運動であり、心臓にも負担をかけますから、事前の健康チェックをするくらいのゆとりも欲しいものです。

ED治療薬の種類によっては「血中濃度」が増えることが認められているので、高齢者が使用する場合には低用量タイプから慎重に始められることをお勧めします。また、友人から譲り受けたED治療薬を飲んで危険な状態に陥るケースもあります。必ず、医師の診断を受け、処方してもらいましょう。