性生活の満足度と仕事の充実度との直接的な関係を示す科学的なデータはありません。しかし問診時に「性生活が順調だと仕事にも励みになる」という声をよく聞きます。
仕事がうまくいけば、心身共に活力がみなぎり、さらに良好な性生活へと結びつき、好循環をもたらします。満たされた性生活の及ぼす影響はそれほど大きいということです。このことは、ED(勃起障害・勃起不全)治療を考える上でも役立つでしょう。
満足度をもたらす陰茎の機能
多硬さへの想いは、もっとも熱い!
東邦大学の永尾光一先生を中心に行われた『よりよい性生活に関する意識調査』(2005年9月)によると、協力を得られた男性(30~59歳、n=419)が挙げる「望ましい陰茎形状」のトップは「より硬くなること」(約55%)でした。以下、「より大きくなる」(約28%)、「より太くなる」(10%)、「より長くなる」(約7%)と続きます。
つまり、日本人男性の多くが豊かな性生活には「中折れすることなくフィニッシュを迎えられる機能」が重要と考えていることを浮き彫りにしています。
そんな男性の気持ちを萎えさせるEDの大半は持続しなかったり、硬さが足りなかったりという不完全な勃起状態であり、まったく勃起しないというケースはそれほど多くありません。こうした状態を改善することこそ、ED治療薬の得意分野です。
心の中にともる明るい火種
他性生活の満足度を高め、プラスのスパイラルに!
実際、健全な性生活は精神的にも肉体的にも張り合いを感じさせ、活力や潤いを与えてくれます。
例えば、ED治療薬を処方した患者さんから「(薬が効いた結果)気力が充実して、仕事まで順調。心の中のどこかに、明るい火種がともったような不思議な気持ちです」といわれたことがあります。性生活の満足度が仕事に響くことの分かりやすい事例です。
生活の質も高める、豊かな性生活
充実した豊かな性生活は性交という「行為」だけにとどまらず、生活全般の質(QOL=クオリティ・オブ・ライフ)の改善をもたらします。
その意味で「性生活の質を高めることは人間生活の質を高めることにつながる」といっても過言ではありません。
そのことを自覚して仕事を手際よくさばき、外で起きた悩ましい出来事を家庭に持ち込まず、上手に気分を切り替えられることのできる人には、快適な性生活を過ごす条件が整っています。
しかし、職場などで一定の仕事を任される一方で、相応の責任を負わされることの多い中高年は多かれ少なかれストレスの種を抱えているものです。その種の1つがEDの原因となっていることは決して珍しくありません。
生活の質の改善はED治療薬から
現代人は職場に限らず、日々さまざまなストレスにさらされており、全くストレスを感じない人はほとんどいないのではないでしょうか?日常生活のストレスでEDとなったため満足な性生活がおくれず、仕事にも悪影響を与え、さらにストレスが増す。こんな悪循環にはまってしまうのはもったいないことです。ED治療薬でこの悪循環を断ち切ってはどうでしょうか?これまでもご紹介してきたとおり、ED治療薬は陰茎海綿体に直接作用することで流入する血液量を増やします。そのため、ストレスを原因とするEDに対しても、より勃起しやすくサポートしてくれます。これがED治療薬に人気のある大きな理由です。
仕事のストレスを減らすことは簡単ではありませんが、ED治療薬の助けを借りて満ち足りた性生活を成し遂げ、悪循環から好循環へと変えることは十分に可能です。ためらうことはありません。ED治療薬はきっと、豊かな性生活の扉を開いてくれるはずです。
>>男の健康管理術