歯の構造は意外にシンプル?

まずは歯の構造を見てみましょう。歯は、硬い1つの塊で出来ているわけではなく、3層構造になっています。前歯も奥歯も歯の形は違っていても、構造は同じです。

 

歯を知ることが虫歯予防の第一歩

歯を知ることが虫歯予防の第一歩

■エナメル質
人体の中で最も硬い組織で、歯の頭の部分だけを包み込むようなっています。

■象牙質
歯の頭の表面はエナメル質で覆われ、根の表面はセメント質で覆われていますが、それ以外の歯の内部すべて象牙質で出来ています。

■セメント質
根の表面だけを覆っているのがセメント質で、歯茎に隠れているため、通常見かけることはあまりありません。

虫歯の深さが、内部の歯の神経の部分に接近すればするほど、痛みやしみるなどの症状が現れます。奥歯のように歯に厚みがあるほど、症状が現れるまでに時間がかかります。

注意が必要なのは、歯と歯茎の境目付近の虫歯。この場所は前歯や奥歯にかかわらず比較的神経に近いので、虫歯が浅くても歯の神経がダメになりやすいので要注意です。

虫歯になるメカニズムとは?

歯の表面に粘着した虫歯菌の塊をプラーク(バイオフィルム)、これが食事のたびに栄養を取り込んで、酸を放出します。

放出された酸が「エナメル質」内部に浸透して歯を溶かし(脱灰)、硬い歯がまるで豆腐のように柔らかくなります。この歯が柔らかくなった部分を一般的に「虫歯」と呼ぶのです。そこに虫歯菌が侵入して、さらに内部への穴の連鎖が続いていきます。

これが、虫歯ができて、深く進行していくメカニズムです。

虫歯予防に必要なのは、虫歯の原因を除去だけではありません。進行のメカニズムをうまく利用する方法もあるのです。予防法については後でご紹介します。

「C1・C2などと表現する虫歯の意味は?」「C4の虫歯は抜くしかないの?」など、虫歯の進行度と症状、さらに主な治療法についてもチェックしましょう。

虫歯の進行度と症状 >>



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