親知らずから入り込んだ菌が心臓に到達する?
親知らずの炎症が胸や心臓にまで拡がる恐れも… |
- 親知らずの痛みを放置し、歯の周囲に感染した細菌が、さらにその奥にある筋肉などの隙間に広がりながら顎の奥のほうまで伝わるという、最悪のケースを想定してみましょう。
まずはごく一般的に親知らずが痛くなる症状が現れます。 1.親知らず周辺が腫れる
2.感染が顎の下に拡がる
その症状が繰り返されたのち、だんだんと口もあけられないほど炎症がひどくなります。これは一般の親知らずの症状とまったく一緒です。3.感染が喉周辺にまで拡がる
顎の下の部分が明らかに膨らみ、発熱や全身の倦怠感などがひどくなります。この時点で、病院で治療を行なったり、処方された薬を飲んでも症状がさらに進行してしまう場合は、一般の歯医者さんから「口腔外科」がある病院に紹介されて入院することもあります。
顎の下の部分が明らかに膨らみ、発熱や全身の倦怠感などがひどくなります。この時点で、病院で治療を行なったり、処方された薬を飲んでも症状がさらに進行してしまう場合は、一般の歯医者さんから「口腔外科」がある病院に紹介されて入院することもあります。
4.感染が心臓周辺にまで拡がる
親知らずの痛みの原因は、「細菌感染」です。このため適切な時期に治療や抗生物質などの投与が行なわれれば、ここまで大きな問題になりません。しかし痛みや腫れがあるのを何度も我慢し、腫れがひどくなった段階でもなお治療を行わないでいると、危険リスクが高くなることを知っておかなければなりません。
「たかが親知らず、されど親知らず」ですね。
しかし、早めの治療が第一の親知らずでも、やはり歯を抜くことに抵抗感があり、可能ならば避けたいと考える人は少なくないようです。歯の安全を保ち、抜かないままで済ませるために知っておくべきことを次にご紹介します。
抜かずに済む?親知らず保存法>>