薬を混ぜたり溶かす場合
・ジュースや乳製品
ジュースなどに混ぜるとうまく飲んでくれる、とよく言いますが、混ぜたあとお母さんが味見をしてみてください。薬(特に抗生物質)によっては、柑橘系のジュースと混ぜることで逆に苦味が出てしまうことがあります。牛乳やヨーグルト、アイスクリームに混ぜると味が濃いため、薬の味がわかりにくく、子供が気づかずに食べたり飲んでくれます。しかし、乳製品も同様に薬によっては逆に味が悪くなるもの、吸収が悪くなるものがあります。事前に薬剤師に聞いてみましょう。
・補助グッズ
最近薬局で、薬を混ぜて飲みやすくするためのゼリーが売っています。桃などの果物の味がついていますので、おいしくつるっと飲むことができます。このゼリーは、高齢で飲み込みがうまくいかない方にも有効です。試してみてはいかがでしょうか。
薬を飲んだあとは…
赤ちゃんによっては飲ませるのが大変で、ときにはいらいらして投げ出したくなると思います。でも、子供が薬を飲むことができたら、笑顔で大げさなぐらい褒めてあげましょう。子供は、お母さんが褒めてくれるから・・・と、次からはそれ程ぐずらなくなることがあるようです。また、少し大きくなってくると、他の子供が飲んでいるのを見たり、「○○ちゃんは薬を飲んでるんだね、えらいね。」と、兄弟や他の子供を褒めてみることで、少し羨ましくなるのか「じゃあ。飲んでみる」と、飲んでくれる場合もあります。
子供によって反応が違いますので、お母さん同士、お姑さんに大変さを分かってもらえない!など、ストレスを抱えてしまうこともありますが、お母さんがリラックスしないと、子供に伝わってしまいます。
とても、大変だと思いますが、お薬を飲ませることを親子のコミュニケーションのひとつとして考えて、お母さんも試行錯誤しながら楽しむつもりでチャレンジしてみてください。
*ネット上での診断・相談は診察ができないことから行えません。この記事は実際の薬局での会話をもとに構成したものです。相談が必要な方は、医師や薬剤師に実際にお聞きください。
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