覚せい剤の怖さとは?
覚せい剤は脳内の快楽を司る部分を刺激する物質であり、生命の危険もある急性中毒症状、依存、深刻な精神症状なと様々な問題を生じさせます。
人間は快楽、褒美といったものに弱くできていますが、これには脳内神経伝達物質であるドーパミンが関与しています。脳内でドーパミンが分泌されて、快楽を司る脳の一部が活性化される事によって、私達は快楽を感じ、覚えてしまうのです。

覚せい剤はアンフェタミンに構造が類似している化合物に対する名称であり、アンフェタミンが脳内でドーパミンを分泌させる事が依存症などの問題を生み出します。今回は、アンフェタミン使用のもたらす様々な問題についてお話したいと思います。


生命の危険がある急性中毒症状

少量のアンフェタミンは気分の高揚、眠気の抑制、集中力向上などの生理作用があり、仕事の能率を高める、長時間の単純作業への耐久力を高めるなども使用目的になりますが、使用を継続していると以前と同じ効果を得る為にどんどん摂取量が増加していきます。アンフェタミンを大量摂取すると言動や様子が不自然になり、以下のような急性中毒症状が見られます。

  • 瞳孔散大
  • 心拍数の変化
  • 不整脈
  • 血圧の変化
  • 呼吸抑制
  • 発汗または悪寒
  • 悪心嘔吐
  • 体重減少
  • 興奮または沈静状態
  • 筋力低下
  • 痙攣
  • 昏睡


  • さらに、心筋梗塞、重度の高血圧、脳血管障害など命に関わる症状が出現する事もあります。

    >> 次に、アンフェタミンの継続使用が引き起こす問題について述べます >>