親知らずを抜いた人が「大変だったよ……。」と言うのを聞いて、ついつい親知らずの処理を先送りしている人っていませんか? 今回は親知らずの抜き方について、解説します。尚、親知らずがどんな状態になったら抜くことになるのは、こちらの記事「親知らずは抜くの?抜かないの?」をご覧ください。


親知らずの生え方を知る

親知らずが生えている位置や角度によって、親知らずを抜く難易度が分かります。
  • 垂直型
    普通の奥歯と同じようにまっすぐ生えている親知らずは、歯を抜かなくても良い場合もあります。もし抜くことになっても、その他の奥歯を抜くことと、難易度はそれほど変わりません。

  • 斜め型
    親知らずの生え方(半埋伏)
    最も多いタイプ、角度はさまざまで前の歯の後ろに斜めにぶつかっているため汚れが溜まりやすく腫れたり痛くなることが多い

    一番多いパターンです。親知らずが斜めに傾いて、その前の奥歯に斜めに傾いてぶつかっています。親知らずや骨の一部削ってからでないと抜けないため、難易度が高くなります。

  • 水平型
    親知らずの生え方(水平埋伏)
    水平に潜り込んでいるタイプ、炎症が起こらなければ抜かずに済むが、抜くことになれば、難易度が最も高い

    親知らずが完全に水平になってしまい、その前の奥歯を後ろから押すような形になっている場合は、骨を削ってからでないと抜けないため、難易度はさらに高くなります。

他の奥歯と同じように生えている場合以外は、どのくらい傾いているのかは、自分で鏡で見ても分かりません。正確にはレントゲンなどを見てから確認することになります。難易度は、一般的には親知らずの傾きが大きくなればなるほど高くなる傾向があります。その他にも歯の根の部分の形態や骨との癒着状態、口の開き具合や歯並びなどによっても大きく変化します。

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