入れ歯にマグネットを使うメリットとは?
残った根の上には、マグネットのためのプレート |
入れ歯にマグネット!その構造は?
マグネットは入れ歯に取り付けられ、まったく目立たない |
- 入れ歯側にはマグネットを装着
- 歯には専用プレートを装着
- 歯は入れ歯に完全に隠れる
専用の超小型マグネットは、入れ歯に取り付けられます。数が多いほうが固定には有利ですが、1~4個程度使用されることが多いようです。
歯は、歯の神経を取り除いた後に、歯茎の高さまで削ります。その後歯茎の上に5ミリ程度盛り上がったキャップのような金属を取り付けます。
歯は、根がある状態ですが、頭の部は、僅かに盛り上がるだけとなります。したがって、部分入れ歯のように歯の形態はなくなり、歯の根の上は入れ歯になります。
構造的には、きわめてシンプルな作りです。しかしプレートを取り付けている歯がダメになっても、入れ歯はそのまま使い続けることが出来るなどの特長があります。
しかもマグネットは、歯と入れ歯をがっちりと「ソリッド」に固定せず、磁力を利用して「ファジー」に固定するため、歯に掛かる負担が大幅に軽減されるというメリットもあります。
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