頑張ってきたシニアほど、陥りやすい「定年後認知症」。さてお宅は大丈夫でしょうか?
団塊世代が大量に定年を迎える2007年はまもなく。第2の人生を楽しもうと、今からあれこれ計画している方々も多いことでしょう。ところがひとつ心配なことがあります。それは定年を境に認知症を発症するケースが多いこと。とくに優秀な企業戦士だった人ほど、発症リスクは大きいといえます。いったいなぜなのでしょうか?


左脳人間がボケるわけ


最新の脳科学では、もはや古いといわれる「右脳」開発。ちなみに右脳は感性や直観力をつかさどり、左脳は論理能力をつかさどるとされていますが、目下、脳の開発は、右脳ばかりでなく、両方をいかに総合的に働かせるかに重きが置かれているそう。

とはいえ、感性を大切にして生きてきた、いわゆる右脳型のお年寄りがボケにくいというのは、どうやら真実のよう。逆に言うと、「感性欠如型」の人は認知症になりやすいタイプといえます。極端な左脳人間、すなわち感性欠如型の人がボケやすいのはなぜなのでしょう?

そもそも認知症は、記憶や感情のコントロールをおこなう前頭前野が衰えることによって起こります。前頭前野は、左右の脳、両方から情報を得ることで働くもの。左脳から理論や数値データだけを得ただけでは、きちんと作動しません。したがって、右脳を働かせずにいると、前頭前野の機能もまた、衰えていってしまうのです。

ところが高度経済成長期を支えてきた勤勉なシニア世代には、悲しいかな「感性欠如型」の人が少なくありません。とくに男性でひたすら仕事人間に徹してきた人ほど、こうした傾向が強いよう。だからこそ、定年を迎えて生きがいを見失った途端、認知症のサインが現れるようになってしまうのです。

さて、あなた(またはご家族)の場合はいかがでしょうか?次のページのような傾向があれば、要注意です!