タワーマンション/注目のタワーマンション・大規模マンション

まさに公園の中のマンションというイメージ 「in the Park荻窪」パビリオン(2ページ目)

23区内で総開発面積約9万平米という大規模プロジェクトによるマンション分譲がスタートしました。防災公園との一体開発で建設が進められている「in the Park荻窪」。広々した敷地内の一角にあるパビリオンを訪ねました。

大森 広司

執筆者:大森 広司

マンション入門ガイド

●玄関まわりをガーデニングできる業界初のシステム
各住戸の玄関まわりに表情が出る「ドレスアップエントランス」。1.8m幅と広めの共用廊下が木目調の床材となっており、雰囲気作りに一役買っている
各住戸の玄関まわりに表情が出る「ドレスアップエントランス」。1.8m幅と広めの共用廊下が木目調の床材となっており、雰囲気作りに一役買っている
また、このマンションで特徴的なのは、住戸玄関前のポーチ部分でのガーデニングを可能としたことです(一部住戸を除く)。「ドレスアップエントランス」と銘打ったこの業界初のシステムでは、プランターやフェンスなど各種のガーデニングアイテムを東急ハンズやディノスなど4社が提供し、入居後もカタログ販売を行っていくそうです。これまで味も素っ気もなかったマンションの玄関まわりを緑で演出することで、敷地内だけでなく建物内までも公園の一部にしてしまおうという発想と言えます。
駐車場棟の屋上は緑化され、芝生やラベンダー畑が広がる庭園となる予定
駐車場棟の屋上は緑化され、芝生やラベンダー畑が広がる庭園となる予定

マンションの建物は南から順に「サウステラス」「シーズンテラス」「マスターズハウス」の3棟から構成されています。このうちサウステラスとシーズンテラスは、ドレスアップエントランスを採用した80平米前後の住戸が中心、マスターズハウスは両面バルコニータイプの80平米超の住戸が中心です。各住戸ともリビングの天井高は約2450mmを確保し、躯体の梁をバルコニーの外側に出す逆梁アウトフレーム工法によって、天井近くまで高さのある約2200mmのハイサッシュを採用しています。

●ペアガラスの採用などで次世代省エネ基準をクリア
パビリオンには建物の基本構造を実物大模型などで解説したコーナーも設けられています。鹿島建設の施工による建物は、床スラブ厚約260mm(最下階のみ約250mm)の二重床・二重天井構造。ペアガラスの採用や、断熱材の厚みの確保などで断熱性能を高め、住宅性能表示制度の省エネルギー対策等級では次世代省エネルギー基準に適合する最高等級の「4」を取得しています。


●荻窪駅までのバス便は1日451本

交通は中央線荻窪駅からバス便ですが、バス停は敷地のすぐ目の前。荻窪駅行きのバスは1日451本も運行されており、朝の通勤時間帯には約2分に1本のペースです。しかも荻窪駅まで一直線の青梅街道にはバス専用レーンが設けられており、ラッシュ時も渋滞知らず。私もパビリオンからの帰り道にバスを利用しましたが、ものの5分ほどで荻窪駅に着きました。これならバス通勤のストレスとも無縁でしょう。

同マンションはすでに総戸数454戸中220戸を、第1期第1次として分譲済みです。はじめてマンションを買う30代だけでなく、50代~60代の買い換え層も含め3600組が来場し、平均約1.5倍で即日完売しました。第1期第2次の分譲は3月下旬から登録受付をスタートさせる予定です。

「in the Park荻窪」パビリオン
http://www.mitsui-hanbai.co.jp/shinchiku/A3020001/

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