セブンイレブンが「残業代不払い」方針を大転換!

2月8日、セブンイレブンが、店長に対し残業代を支払う方針に転換することが判明! これまで、同社の直営店勤務の店長約500人には、管理職手当が支給される一方で、残業代が支払われていませんでした。しかし、3月以降は、管理職手当が減額される代わりに、残業代が支払われるようになります。ちなみに、ローソン、ファミリーマートなど、他のコンビニ大手は既に、店長に残業代を支給。業界トップも、外堀を固められた末に、ようやく重い腰を上げた?

店長は、残業代支給を免れるための「偽装管理職」か?!

セブンイレブンが、店長への残業代支給に踏み切った背景には、「マクドナルド判決」の影響が見え隠れしています。日本マクドナルドの店長が、未払いの残業代などを求めて同社を提訴した裁判で、東京地裁は1月28日、「店長は管理職に当たらない」と、過去の残業代など約755万円の支払いを命令! 会社側は、「店長は、幅広い権限を持つ管理監督者だから、残業代支給の義務はない」と主張しましたが、裁判所は、「社員の採用など重要な権限はない=管理職ではないから、残業代を払え!」。この判断によれば、店長は、残業代支給を逃れるため権限のない社員に管理職の肩書きを付ける「偽装管理職」だったとみなされても、しかたがない……。同社は、この判決を不服として控訴していますが、外食産業などで根強い「店長=管理職」システムにも、大きな影響を与えそうです。

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