1ページ目 【日本の東西南北の果てってどこか言える?】
2ページ目 【最南端、沖ノ鳥島がすごいことになっている!】
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【最南端、沖ノ鳥島がすごいことになっている!】
コンクリートで「岩」をかためて島の沈没を守っている
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沖ノ鳥島が住むことが不可能なわけ。それはほとんど珊瑚礁で、陸地らしい陸地は畳一畳分もないからです。
そんな陸、というよりどうみても「岩」状態の陸地が、むかしは4つくらいあったらしいのですが、海の波に揉まれて、2つなくなってしまっていたらしいのです。
国連海洋法条約の第121条1項には、このようなことが書いてあります。
「島とは、自然に形成された陸地であって、水に囲まれ、満潮時においても水面上にあるものをいう。」
珊瑚礁は満潮時には水没してしまう。よって、あとのこりの岩がぽきっと折れたら、島が消滅してしまう。こりゃたいへんだということで、のこりの2つの岩を、コンクリートで固めてしまいました。
これで、日本最南端の「領土」は、守られているわけですね。
とはいえ、こんな小さな島を巨額の費用をかけて守って、いったいなんの意味があるのでしょうか。あるんですね、大事な問題が。