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2005年は、30代の自殺増加率がワーストワン! 可能性あふれる若い世代はなぜ、死の闇へと向かう?
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5月末、松岡農水大臣が衝撃的な自殺を遂げましたが、巷では、過労自殺が過去最多を記録! 背景には、30代を中心にうつ病などが深刻化している状況があります。若い世代が心身を蝕まれる原因とはいったい何?

【CONTENTS】
■1ページ…… 松岡農水大臣に「陰のドン」、自殺の原因は「心労」?!
■2ページ…… 「過労自殺」が過去最多! 若い世代が心身を病む原因とは?

松岡大臣の自殺は、「政治とカネ」の疑惑が原因?

5月28日、東京・赤坂の衆議院議員宿舎で首つり自殺をした松岡大臣。税金で賄われている光熱水費を経費として計上していた「なんとか還元水」問題に加え、独立行政法人・緑資源機構の官製談合疑惑で捜査対象になっている法人から政治献金を受けた事実も発覚し、国会で追及を受けていました。しかし、安倍首相や国民にあてた8通の遺書では、肝心な疑惑には触れずじまい……。でも本当は、国民の前できちんと説明責任を果たしたかった?

大臣に続き「陰のドン」も自殺! 官製談合の真相はやぶの中?

一方、大臣が自殺した翌29日朝には、緑資源機構の前身である旧森林開発公団の元理事が、自宅マンションから飛び降り自殺! 元理事は26日以降、同機構の官製談合事件に絡み東京地検特捜部から家宅捜索や事情聴取を受け、自殺した当日も聴取を受ける予定でした。この談合事件では既に、同機構の理事や受注先法人の関係者が独占禁止法違反(※)容疑で逮捕され、林野庁や同機構からの天下りの受け入れ実績に応じて発注業務を割り振っていた模様……。
※ 市場の公正・自由な競争を確保するために、談合などの不正行為を取り締まる法律。

自殺した元理事は、逮捕された緑資源機構理事の元上司で、談合システムを発案したとされる「陰のドン」。退職後に副会長を務めた業界団体「特別森林地域協議会」時代には、政治団体を通じて数年間にわたり松岡大臣ら「林野族」議員への政治献金を続けていました。安倍首相は、疑惑続きの同機構の廃止に言及しましたが、それより真相を徹底究明して国民の前で明らかにするのが先ではないの?

さて、松岡大臣も元理事も、疑惑を苦にした心労が自殺の原因と見られているようですが、巷では、「過労自殺」が過去最多を記録!という衝撃の事実が判明。30代を中心にうつ病などの精神疾患が深刻化する中、若い世代が心身を蝕まれる原因とはいったい何? → 次のページへ