株式会社 ユー・エス・ジェイ改善計画には、次の5つの項目があります。
1.全社安全一斉総点検の実施
2.安全確保体制の確立
3.全社コンプライアンス体制の確立
4.積極的な情報開示
5.従業員の意識向上
このうち、3項目目がコンプライアンスですので、3項目目を詳しく見ると、
「3.全社コンプライアンス体制の確立
社内全部署が、法令、諸規則、企業倫理を遵守する体制を保証・確立する。
・「コンプライアンス委員会」をすみやかに設置し、法令遵守精神に基づいた行動規範をマニュアル化、経営最高責任者が経営上の重要な情報を判断処理できる体制を構築する。
・コンプライアンス委員会の総括のもとで、各部に「コンプライアンス小委員会」を設置し、全ての従業員に対して法令等の遵守精神の徹底を進める。」(なお、赤字の部分は、元の資料にはなく、著者が赤文字にしました)
改善計画が一日も早く実行され、安全で夢のあるテーマパークが作られることを期待したいところです。
また、みずほシステム・トラブルの教訓の記事の中でも、次のように、コンプライアンスという言葉が出てきています。
「オペレーショナルリスク
狭義には事務ミスやシステム障害によって決済が困難化する問題を指しますが、広義には不正事件の発生やコンプライアンス体制の不備、評判の低下、災害などによって生じる決済不能のリスクを指す言葉として用いられることもあります。今回のみずほ銀行のシステム・トラブルはこれにあたります。」
★キーワード★
コンプライアンス
日本語に訳すと「法令遵守」。企業活動において、法令などのルールを守らせることをいう。
不祥事を起こした企業は、売上の大幅な落ち込みなど、経営に大きな悪影響を受けるので、不祥事が起こらないように、日頃から、法令などを遵守してルールを守った活動を行うように、全員に徹底させることが重要であると認識されている。
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