HPや情報誌で絞り込み、予約をしていくのが効率的
事前の準備をしっかりしておけば、効率的なモデルルーム見学ができる |
また、物件HPにはモデルルーム見学の予約フォームも用意されています。たいていの物件は予約せずに行っても見学できますが、なかには予約者のみに限定して公開している場合もあるので注意が必要です。さらに人気物件であったり、GW中のように混雑が予想されるときは入場を制限したり、順番待ちとなる場合もあります。ムダ足を避けるためにも、またゆっくりと落ち着いて見学するためにも予約をしてから出かけるのがおすすめです。
ちなみにモデルルームが設置されている施設は通常「販売センター」「マンションギャラリー」「マンションパビリオン」などという名称で呼ばれています。こうした施設はマンションの建設現場の近くに設置される場合が多いのですが、建設地とは離れた駅前や、建設地の最寄り駅とは違う駅の近くに設置されることもあります。場所についても予約時にHPでしっかりと確認しておきましょう。
事前の家族会議で希望を明確に
モデルルームが設置されている販売センターを訪れると、まずは受付で「来訪者カード」という書類に自分たちの情報を記入することになります。家族構成や年収などのほか、予算、希望する間取り・広さ・向きといった質問項目が並んだアンケートのようなものです。現地で書類を前にしてからあわてて家族会議を始めることのないように、事前に家族で話し合って希望条件は明確にしておきましょう。前もって話し合い希望条件を整理しておけば、現地では特に何にこだわって見たいのか、質問するべきことは何かということがはっきりして、より効率的なモデルルーム見学ができるでしょう。持ち物はデジカメ、メジャー、ペン
見学の際に役立つアイテムといえば、デジカメ、メジャー(巻き尺)、ペンなど。モデルルームの見学時には間取り図が配られるので、気になったことや販売担当者に質問してみた内容などをメモしておきましょう。モデルルームは基本となるプランとは違う場合があるので、どこが違うのか、内装や建具は標準仕様であるのかオプションであるのかといったことなども聞いておく必要があります。気になった箇所はデジカメで撮影しておくと後で情報を整理する時に便利です。手持ちの家具を置きたい、新調したい家具があるなどという場合は、想定したものが置けるかどうか持参したメジャーでサイズを計っておきましょう。なお、混雑している場所ではほかの見学者の邪魔にならないよう配慮することもお忘れなく。
ちなみに、マンションのパンフレットは最後の商談スペースで渡されるのが通常です。大規模マンションの場合は、パンフレットも豪華で重量もかなりのものです。気持ちとしては午前に1件、午後にもう1件とハシゴしたいところですが……。見学は荷物の重さも考慮して、無理のない計画を立ててください。