新規物件の多いGWは複数物件を比較検討するチャンス
GWの連休を利用して集中的にモデルルームを見学してみては? |
モデルルーム見学の平均は5件
ところで、実際にモデルルームを見学するとして、いったい何件くらい見るのが一般的なのでしょうか? リクルートがまとめた「首都圏新築マンション契約者動向調査」によれば、2006年に新築マンションを買った人の見学数の平均は5.0件。最も多いのは2~3件で32.5%、次いで4~5件の23.6%、0~1件の15.5%と5件以下で7割を占めるという結果が出ています。※「2006年首都圏 新築マンション契約者動向調査」(リクルート)より |
なかには10件、20件と精力的に物件巡りをしている人もいますが、これだけの物件を見て回るのには骨が折れますし、貴重な週末を何日も費やす必要が生じます。また、あまりたくさん見すぎると物件の情報が整理しにくくなり、記憶が混乱したり、はたまた物件のアラばかりに目が行ってしまい購入する意欲がそがれてしまうということもあるようです。
さすがに1件見ただけでは比較検討のしようがないので、少なくとも2~3件、やはり購入者平均の5件程度が妥当なところでしょう。目についた物件を手あたり次第に回ってみるのではなく、まずは住宅情報誌やインターネットなどを利用してある程度物件を絞り込んで見学することをおすすめします。
次ページではモデルルームを効率的に見学するための方法を考えてみます。