モデルルーム見学/モデルルーム見学のコツ【出かける前に編】

トクする人の、モデルルーム作法(2ページ目)

マンションを買うときに、まず訪れたいのがモデルルームです。知っておきたい情報が満載なので、豪華な家具で目の保養をするだけではもったいない! おトクに買うための、モデルルームの作法を身につけましょう。

大森 広司

執筆者:大森 広司

マンション入門ガイド

資金計画も相談しよう

商談コーナーでは希望条件を率直に伝えよう
商談コーナーでは希望条件を率直に伝えよう
ひととおりモデルルームや展示内容の見学・説明が終わると、商談コーナーに案内されるのが一般的です。見学で疑問に思ったことや、具体的な住戸の希望、資金計画の相談などをじっくりと面談できるので、ぜひ時間に余裕を持って打ち合わせに臨みましょう。

とりわけ資金計画は重要なので、しっかりと確認しておきたいところです。たいていのモデルルームでは提携ローンやフラット35などを利用した場合のローン返済額をシミュレーションしてもらえます。金利や返済期間を変えて何パターンか試算してもらってください。今は低金利ですが、将来金利が上がったときに返済額がどのくらい増えるのかもチェックしておきましょう。

2度、3度と足を運ぼう

1回目のモデルルーム見学で気に入った物件は、何度か足を運んでみることも大切です。一度見ただけでは分からなかったことや、疑問に思ったことを解消できるかもしれません。曜日や時間帯を変えて行けば、周辺環境のチェックにも有効です。

現地を何度か訪ねれば、販売担当者とも親しくなれます。その結果、物件や環境、資金計画について、より詳しい情報を手に入れることが可能になるはずです。購入までのサポートをきっちりしてもらえれば、不安も少なくなるでしょう。

各種イベントにも参加しよう

マンションによっては資金計画相談会や構造説明会などを販売センターで催すケースも少なくありません。銀行の住宅ローン担当者やファイナンシャルプランナー、設計や施工の担当者などの専門家の話を聞けるチャンスなので、積極的に参加したいところです。

最近では建設工事の現場を見学するイベントも増えています。素人が現地を見学してもすべてをチェックできるわけではありませんが、マンションがどのようにつくられているかを知ることはよい経験になるはずです。こちらも機会があればぜひ参加してみてください。

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