いざホームページを立ち上げよう!と意気込んだものの、さてどのレンタルサーバーを選んだものか迷った経験のある人は多いのでは。とくに混乱してしまうのが、あまりに多種多様なメニュー。いったいなにがお得で、なにが必要なのかわからない!・・・というのがHP初心者の本音だったりします。こんな悩みに着目したのが、レンタルサーバー「12office(ワンツーオフィス)」。運営しているのは、サービス企業にお勤めの新川正志さん(仮名・33歳)。週末起業家です。今回は月商30万円という新川さんの週末起業ノウハウをご紹介します!


12office(ワンツーオフィス)
新川正志さん
(仮名・サービス企業勤務・33歳)
URL:http://www.12office.com
業務内容:レンタルサーバーの運営・管理及び保守・
ドメイン取得・運営・管理
 



ターゲット、サービス内容を伺いました

Q.2003年に開業したばかりの12officeですが、すでに100人以上顧客を持ち、その数は毎月10人以上増え続けているそう。さて事業としての強みはどんなところにあるのでしょうか?

「コースを1つに絞った点に尽きると思っています。ごく平均的なサービスを網羅し、誰でも使いやすいメニュー構成としました。250MB、月額2980円という小容量・低価格の点売りです。メールアカウントも無制限にしています」

Q.無数にあるレンタルサーバーには、それぞれ多様なコースがあって、選び手としてはなにを基準にしてよいかわからないことがありますよね。

「ですからHP初心者、とくに小規模企業の経営者をターゲットに、ズバリわかりやすい環境を提供しようと考えました。この簡潔さが、みなさんに受け入れられつつある理由だと思います。また、ホームページは、話し言葉を多用して、親近感を持っていただけるよう、工夫しています。行間を空けたり、バナー広告を一切なくすなどして、なるべく見やすいサイトを目指しました。これも、ごちゃごちゃしがちな他社サイトとの差別化を図るためです」

Q.HPでは、アフターフォローも充実しているとのことですが。

「契約したお客様には月に一度、をお送りしています。そこで具体的な相談に乗ったり、フォローをおこなったりします。たとえば、ホームページをアップする方法などですね。電話相談も受け付けています。ひとりひとりに対し、なるべくきめ細かな対応をおこなうことが、強みになると信じています」

つづいて気になる営業ノウハウについて伺いました。


Q.どのような集客努力をされていますか

「もっとも効果があるのは、セミナーに参加すること。経営者向けの会合などに出席して、そこでHPを作りたいと考えている人を発掘します。個人経営者には、HPに関心はあっても、自分には難しいと二の足を踏んでいる方が少なくないんです。インターネットでレンタルサーバーを探すものの、どこを信用していいのかわからず、結局はあきらめてしまう場合も多いようですね。そうした人にひとりひとり語りかけると、かなりの成功率で契約に結びつけることができます。やはり顔を見て、声を聞いてもらい、人柄をわかっていただくことが信頼につながるのでは。大手サーバー会社ではありえない営業方法でしょうが、『ウエブの世界に今ひとつ馴染めない』という潜在ニーズ層を掘り起こすには、こんな直接的な方法がよいのではないでしょうか」

Q.ほかにHPのアクセス数をアップする努力はされていますか。

「100サイト以上の検索エンジンに登録しました。おすすめはアドワーズ広告です。1クリックにつきいくら、といった具合に、お金を払って検索エンジンに広告を載せてもらうのですが、これが意外に効果大でした。検索した際に、スポンサーサイトがトップにヒットしますので、ここからのアクセス数が増えるんです」

Q.そのほか営業活動としてはどんなことをしていますか。

「このほか、いろいろなHPに直接、メールを送る努力もしています。このとき、いっせいに同じメールを送りつけるのでなく、一人一人個別に働きかけます。たとえば管理人の日記などを読んで『こんなところがいいですね』『ここに共感しました』といった具合に、話しかけるようにしています。ここでも、大手サーバー会社にできない、ピンポイントの営業を心がけています」

Q.起業当初からビジネスは順調だったのですか。困ったことなどに直面したことは?

最初のお客さんは、ごく数人の知り合いだけでした。売り上げも数万円程度(笑)。その後、きめ細かなアフターケアのおかげか、口コミでお客さんが増えていったんです。もちろん積極的な営業努力も実を結んだといえますが。比較的、ピンチもなく業績は順調に伸びてきています。今のところ、頭痛の種はメルマガ。HPから登録できるのですが、あまり読者もいませんし、集客効果につなげるまでに至っていません。コンテンツを執筆する時間を確保するのも大変ですし・・・。いかにリニューアルするかは、今後の課題ですね。