9月、駆け込み需要で増える生産本数

禁煙ビジネスが盛り上がる一方で、当然たばこ業界は増税による売上減を懸念しています。しかし、10月から値上がりになるので、9月は駆け込み需要でたばこがすごい勢いで売れています。

JT(日本たばこ産業)によると、通常1ヶ月のたばこの生産本数は日本全体で100~120億本程度ですが、今年の9月は駆け込み需要で240億本もの生産が予想されています。

値上げされた10月以降は当然売上減を予想しており、今年2010年10月から来年2011年9月までのたばこの販売本数は、前年同期比で25%減になるだろうと見込んでいます。

今回大幅値上げとなりましたが、厚生労働省はまだ飽き足らず、来年度の税制改正要望で、さらなるたばこ税の増税を要望しています。しかし、これ以上の増税・値上げはたばこ業界にとって耐えられないので、業界はさらなる増税には反対すると思われます。

先進国の中では、日本人、特に男性の喫煙率は、かなり際立って高くなっています。それでも、1970年頃の80%という数字に比べれば、男性の喫煙率もだいぶ下がってきました(現在は30%台)。増税が喫煙率をさらに下げるきっかけになるのは間違いないでしょう。

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