マンション購入や分譲一戸建てと、注文住宅との違いはいくつかありますが、建築時期を選べるというのも、そのひとつです。でも、満足のいく、いい家を建てるには、想像以上に時間がかかるものです。家づくりをスタートしてから後悔しないためにも、どのくらい時間をみておけばいいのか、段取りと目安の期間を事前に知っておきましょう。

注文住宅の場合、主導権は施主にある

注文住宅の場合は、住宅メーカーと契約するタイミングも、完成時期も施主が主導権をもって決めることができます。

もちろん、住宅ローンを利用するには○○日までに書類一式を用意して契約しなければならないといった多少の制約はありますが、新築のマンションや分譲の一戸建てを購入するときのように、注文住宅の場合は、「竣工は○月、入居は○月」といったスケジュールが決められているわけではありません。

つまり、好きなときに希望の家を手に入れられるわけです。間取りやインテリアなどのプランに関わることだけでなく、家づくりをいつスタートさせ、いつごろ完成させるのかを決めることができるのが、注文住宅の大きな特徴のひとつなのです。

建築を決心してから1年以上の時間が必要

とはいえ、「こんな家がほしい」と思ってもすぐに手に入るわけではありません。むしろ、住宅メーカー選びからコンセントの位置に至るまでプランの詳細を決めなければならないので、工事を経て完成に至るまでは、かなり時間がかかります。

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工事が始まってから「こんなはずではなかった」ということがないように、こだわりのポイントは早めに話し合っておきましょう
すでに家を建てた人に聞いたところ、平均で約13~17カ月かけています。この期間は、家を建てようとはっきり決心して情報収集を開始してからの時間です。「よし、家を建てよう」と思ってから、早くても1年強の時間がかかるわけです。

では、平均13~17カ月の間は、家を建てる人は何をしているのでしょうか。

次のページでは、完成までの間にすべきことについて説明していきましょう。