子供たちはなかなか入れない客間

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庭に面したよい条件のところに配置された奥座敷。6畳の和室には床の間がありました
家の南西側に、床の間付きの6畳と、もうひとつ8畳の座敷があります。このふたつの和室は客間で、小山家の子供たちは普段は入ることができない部屋だったそうです。

この住宅には、玄関がふたつあります。一つは家族が出入りする土間に通じる玄関。もう一つは奥座敷に直接入ることができる玄関で、フォーマルなお客様をお迎えするためのもの。こちらの玄関は実際にはあまり使われなかったそうです。

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写真手前にある格子の引き違い戸がお客様用の玄関です
このように、正面に家族用とお客様用のふたつの玄関を設けるのは、墨東地域の民家に見られる特徴なのだとか。細い木の格子戸は私たち日本人にはなじみ深く、あたたかさを感じますね。

広い庭にたくさんの木々

ふたつの座敷の上手には縁側が設けられていて、ツツジ、サツキ、ツゲ、ツバキ、モッコクなど、季節の花や庭の木々を眺められるようになっています。

約410坪の広さの敷地に約250本ほどの樹木が植えられていて、旧小山家はこんもりとした木々の中にあります。深い緑に囲まれていると、周囲の住宅街とは別世界にいるような錯覚を覚えます。

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庭にある布袋様と大黒天。そのほかの七福神もすぐに見つかるでしょう
また、旧小山家住宅の庭には布袋様や恵比寿様など七福神があります。庭をぐるっと一巡するだけで七福神巡りができてしまうのです。あなたも旧小山家住宅を訪れたら、七福神を探してみてください。

また、この建物は時間貸し利用ができます。ちょっとした集まりに利用するのもいいですね。

旧小山家住宅(立花大正民家園)
住所:東京都墨田区立花6-13-17 立花大正民家園内
交通案内:JR総武線 平井駅より徒歩約20分、
東武鉄道亀戸線 東あずま駅より徒歩約15分、
電話:03-3611-4518
定休日:12月29日~1月3日
住宅の見学時間:12時30分~16時30分(住宅内の見学は建物の利用がないときに限る)
入園料:無料
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