「日本の道具展2」 miyakonjo product

日本的な美しさを持つプロダクトを紹介

展示会場の壁には、次のように書かれていました。

「日本の優れた伝統の技術とデザインの融合。様々な地区のこだわりの生産者と、それらを現代に生かすデザイナー、その橋渡しをするプロデューサー。そういった人と人との繋がりから、現代の暮らしにフィットする新たな道具が誕生しています。HOUSE STYLINGでは、そういったmade in Japanの新しい道具を紹介してゆきます」

ハウススタイリングでは、これまでも住空間に関するイベントを幾つか行っていますが、現在、ハウススタイリング吉祥寺の2階で、「日本の道具展2」として、miyakonjo product（みやこんじょ・ぷろだくと）ブランドの家具が展示されています（6月29日（木）まで）。

miyakonjo productって？

オープニングパーティーの時の、会場の様子。グレーの服を着ているのが、デザイナーの小泉さんです

miyakonjo productは、宮崎県都城市の「クワハタ」と「浜畑産業」というメーカーが、共同で行うデザインプロジェクト。みやこんじょ、というのは、都城（みやこのじょう）を地元の言葉で言った時の発音だそうです。

デザイナーの小泉誠さん、村澤一晃さんなど実力派デザイナーを起用して、個性ある、でも日常にしっくり馴染む家具を作っています。シンプルですっきりしていて、力強い家具です。

一筆書きの美しさ　TETUBOシリーズ

幅1m、奥行き50cm、高さ1m34cmで3万4,000円です。スチールのバーと、ナラ材を使っています

シンプルなライン。空中に線を描くだけで、こんなに美しくなるものなのですね。デザイナーは小泉誠さんです。このラインの美しさを楽しみたいなら、ゆったりした空間に置くのがオススメ。

服をたくさん掛けられるハンガーラックって、リビングに出すには微妙かなー、と思うものも多い中、これはまったく問題なし。写真のハンガーラックを、美しくさりげなくお部屋に溶け込ませることができれば、インテリア上手として評判になるかも。

素敵な家具、まだまだあります。各種インテリア雑誌でも紹介されているCOMISENシリーズや、大きめのテーブル、パーティションなどもご紹介しなくてはいけません。次のページへどうぞ。