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落ち着いた雰囲気の外観。骨董通りに面したショップは、向かって右側にエントランスがあります |
タオルやシーツなどの肌に触れるものは、安全・安心・高品質であってほしいもの。大切な人に質の良いもの、できればLOHASなギフトを贈りたい時、自分でもワンランク上の日用品を使いたいという時にお薦めのショップが、Tenerita(テネリータ)。オーガニックコットン製品は数あれど、テネリータほど厳しく品質管理がされているところはありません。
テネリータ青山は、表参道駅から骨董通りを直進。Papa’s Caféを右手に見つつ、theoryを通り過ぎて少し行ったところにあります。2階はオフィススペース、ショップは1階です。
ギフトに人気のバスタオルとコットンケット
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壁一面の棚に並べられるタオルは壮観! 人工的に着色されたものは無く、コットンそのものの色が活かされています |
店内は、落ち着いたインテリア。ダークブラウンの床と棚。並べられた、ナチュラルな色合いのタオル。触って驚くのは、糸がすごく密に織られていること。バスタオルは、洗濯を繰り返すと1年くらいでボリュームがなくなって、寂しい感じになりますよね。でも、テネリータのタオルは、5年6年使っても、そんなヘタりとは無縁です。
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一番人気のタオルは、ホワイト、生成り、ブラウン、グリーンの4色展開。ほかに、モカのバリエーションがあるデザインも |
一番の売れ筋は、なんといってもバスタオル。贈り物としても、自分用にも大人気です。また、コットンケットは信じられないほどの柔らかさと軽さ! テネリータはリピーター率がすごく高くて、まずギフトとして贈られて品質の良さにハマり、今度は自分でお店に訪れて、順々に買い揃えて行かれる方が多いんだそうです。
商品全てが「本物」のオーガニック
テネリータの製品には、ペルーのオーガニックコットンが使われています。オーガニックコットンとは、3年以上科学的肥料を用いていない土で育ったコットンにだけ許される名称で、国際的な認証機関があり、その認可を得たものでないと名乗ることができません。
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育つ土地によって、採取できるコットンの色が違います(ホワイトのみ、オーガニックの基準に合った、人体に影響の無い薄い過酸化水素で色抜きをしているそうです) |
「オーガニックコットン」を名乗りたい場合、原料だけ認証を得ることもできるそうです。その場合、原料がオーガニックコットンであることは間違いないのですが、その後の工程でオーガニックとは言えない加工がされることも。
でも、テネリータは原料、工場での生産過程、出荷から店舗に並ぶまでの全ての工程で、オーガニック製品に関する厳しい規準・審査があることで有名なオランダの機関、「スカル・インターナショナル」の認証を受けています。国内で、最終的な製品まで全てオーガニックであると認められているのは、このテネリータだけ。テネリータは「本物」のオーガニックコットンをプロデュースする、日本唯一のブランドなのです。
気の緩みは許されない、スカル・インターナショナルの抜き打ち検査
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小さなタオルにすら、ナンバー入りのタグがつけられています。この番号を辿ると、どの畑で育ってどの機会で糸にしてどうやって織られたかが分かる仕組みになっています |
「スカル・インターナショナル」が最終製品までを認証した以上、品質はしっかりキープしてくださいということで、なんと抜き打ち検査があります。突然オランダから審査官がやってきて、店舗の掃除の仕方や在庫商品の管理方法を厳しくチェックしていくのだとか。不備が見つかれば、認可は取り消し。
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店舗はお掃除の仕方まで厳しくチェックされます。オーガニック製品を並べるに相応しい、清潔なショップであることが絶対条件です |
農場や工場にも当然チェックは入ります。オーガニックを作る際に認められていない物質で機械のメンテナンスをするだけでもだめ。衛生状態も重視され、工場の生産ラインでなくても、たとえば事務所で生ゴミを数日捨てなかったりするとアウトです! 原料のみ認可の場合、こんな検査はありません。厳しい検査を毎回クリアしているテネリータですから、商品の確かさについては言う必要ありませんよね。
さて、テネリータ製品は、タオルだけではないのです。
次のページでは、上質な眠りのために奮発したい、コットンとは思えないほどの滑らかな布を使ったベッドカバーなどをご紹介いたしましょう。