この看板が目印。見逃さないで! |
壁に書かれたサインに従って階段を登っていくと、3階の突き当たりにお店の入口がありました。
小さいショップに、厳選グッズがずらり
アンティークのデザイナーズチェア。お部屋になじむセレクション |
空間の印象を左右する、こだわり照明
この透明感を生かすためには、クリアな電球を選ぶのがコツ。BULBは、ひとつ1万2,600円(税込) |
「あまり明るい電球を入れると目がツラいです」と店長の井村さん。ショップでは10Wの電球を使っていて、40Wまでがきれいに見えます。雰囲気重視のお部屋にオススメ。窓辺にこんなランプがあったら素敵です。複数個ならべて使うと、印象がぐっと良くなります。
ユーズドのエナメルペンダント2万3,100円(税込)。60~70年代に生産されていた、現代照明の基礎とも言えるデザイン |
学生時代にデザインを専攻、店長のハズさないセレクション
厳選デザインが並ぶWEBO。店長の井村さんは学生時代にプロダクトデザインの勉強をしていました。スタイリッシュで使い勝手がよいもの、という選び方のほか、どのようにして作られるのかにも着目しているのだそう。紙コップをくしゃくしゃにしたような形がユニーク。BinBin6,090円(税込)。後ろの黒いゴミ箱は、紙くずなどを投げ入れやすいIN ATESSA(イン・アテッサ)8,925円(税込) |
たとえば、くしゃっとした形が話題になったゴミ箱「BinBin」、普通は「面白い形してる」で終わるのですが、作る工程から見ると違う感想が。「BinBinはこの形をつくるために、プラスチック用の金型を作って、抜くわけです。複雑な形なのに、よく抜けるな、すごい設計だなぁと思うんです。3Dで微調整しながらこの形を決めたそうですよ」と井村さん。
「後ろにあるEnzoMari(エンツォ・マリ)デザインのゴミ箱も、斜めになっているだけで単純な形と思われるかもしれませんが、やっぱりこれも工程を考えると、よくできてる!と感動があります」と、なるほど、こだわりの視点がありますね。
物語の裏側を語る時の井村さんは、とても楽しそうでした。そんな店長が特にオススメするアイテムを、次のページでご紹介しましょう。