あえてナナメ置きソファ 家族と、もっと親密に
これはちょっと上級者向けのテクニック。フレームが細くて、カジュアルな感じのソファセットであれば、一人掛けのソファのほうはナナメ置きに。四角い線が強調されるようなソファだと、まとまりがない感じになるかもしれませんが、写真のようなタイプなら斜めに配置しても違和感がありません。座って話すときの距離が近いので、家族のコミュニケーションの度合いもアップ。ラグが決め手のリビングづくり。ソファには、靴下から作られたおサルさん(アンティーク) |
このソファの配置をより引き立てているのが、床に敷いたキリム。床に敷くものは、エリアをはっきり意識させるために使うと空間にメリハリが出ます。ここに使われているのはアンティークキリムのパッチワークで、赤色の部分がソファの色とちょうど合っているので、空間がまとまっているのです。
ソファもラグも、それぞれに対して並行とか直角とかに置かれているものはありません。真ん中のミニテーブルだけが、最も存在感のある二人掛けソファに平行に置かれています。これが、すべてのアイテムをすっきりまとめるテクニック。印象の強い何かに平行に置かれるアイテムが一つあれば、平行線のイメージが強調され、すっきり見えます。
in Touchの家具は、すべてアンティーク。写真のソファは、生地を張り替えているのかと思いきや、オリジナルでした(コンディションがいいんです!)。ラグはかなりの高級品(47万2,500円)ですが、品質は極上。夏は入荷待ちが何人もいた人気商品です。すべて一点物で、色使いも様々。
このインテリアテクニックに欠かせないアイテムは;
- 一人掛けが含まれるソファのセット(あまり重厚でないもの)
- ソファの色が使われているラグ(予算に余裕がある場合はアンティークキリムのラグを!)
【商品取り扱い】
●所在地:〒150-8512 東京都渋谷区桜丘町26-1セルリアンタワー東急ホテル1F
●電話:03-5459-5605
●地図:Yahoo!地図情報
●営業時間: AM10:00~PM8:00
まだまだ続く、インテリアレッスン。次ページではIDEE SHOPで教えてもらった、散らかりがちなお部屋を一瞬で片付けるためのアイテムを紹介しましょう。