ベッド/ベッドルーム・ベッドメイキング

疲れを癒す寝室をつくるショップテクニック(2ページ目)

年末年始は疲れがたまりがち。疲れているのに、なかなか眠れないという人もいるかもしれません。すっきり眠れるベッドルーム、実はインテリアの工夫で作れるってご存知でした? プロに聞いたそのコツを紹介します。

くろだ あきこ

執筆者:くろだ あきこ

インテリアショップガイド

眠りを誘う色でインテリアを整えよう

黄緑のシーツにダークブラウンのブランケットは、上品で落ち着いた組み合わせ
黄緑、ダークブラウンのシックなコーディネート
ご存じの方も多いと思いますが、速やかに眠るためのコツは、体温を下げること。人間の身体は朝から体温が上がり、体温が高い間は脳も身体も活動的。休息をとる夜になると、体温が下がって眠りにつきやすいというリズムがあります。

眠りを誘う色というのは、つまり体温を下げるような色のこと。青や緑などの寒色系を見ると、涼しくなる気持ちがするでしょう?

でも、寒い時期はシーツに暖かい色を使いたくなるし、そのほうが眠れる気がするんですよね。それについては「展示のように、あたたかみのある黄緑をつかったり、ベッドに横になると直接目に入ってこないシーツやヘッドボードにピンクやオレンジ等のアクセントカラーを採り入れてみるのも良いですよ」と。なるほど! それならすぐに取り入れられますね。

壁紙使いでインテリア上手を目指そう

グリーンベースの個性的な壁紙使い
壁紙をちょっと変えるだけで、個性のある、ホテルのような空間のできあがり
この展示では、壁面は薄いグリーンベースで鳥が優雅に飛んでいる絵柄のものが使われていました。寒色系だけど明るさもあるし、模様もさわやか。

部屋の壁すべてをこういう感じにすると派手すぎてダメかもしれませんが、一面だけを個性的な壁紙にしてみるのは、かなり有効。インテリア上手さんの、一歩先をゆくテクニックですね。このイベント展示に使われている商品は、壁紙やベッドも含めて、すべてOZONEで詳しい商品情報が見られます。会場内にリストが掲示されているので参考にしてください。

ちなみに、白は清潔感溢れて素敵なのだけど、あまりにも白すぎると落ち着かず、かえって眠りにつくまでに時間がかかるのだとか。お部屋が真っ白! という方、そろそろ壁の色を見直してみては?


次のページでは、活用度2倍以上! 安らぎのスタンドライトを紹介します。
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