海外のセンスを見習ったフレーム複数使いのワザ
石や煉瓦で家を造ってきたヨーロッパには、ふすまを開ければ空間が広がる和室のようなフレキシブルさがありませんでした。そのぶん、壁は部屋と部屋を区切るだけではなく、楽しむべきインテリアの一部分という意識がはっきりしています。外国のホテルを思わせるお部屋も、フレームをたくさんかけるだけで出来上がり! 左上はNYTTJA/ニットイァ フレーム、左下と右は、RESLIG/レースリグ フレームで統一した、お手軽価格で見栄えのよいインテリアの例。RESLIGシリーズは、21×30cm(999円・税込)をはじめとした5種類のサイズ展開(アートはサイズに合ったものを別途購入) |
北欧の人たちの暮らしを豊かにしてきたIKEAは、もちろん壁の使い方にかけても経験を積んでいます。見習うべきは、テイストを統一したフレームの複数使い。たくさんの絵を飾ることで、壁という面を意識させ、さらにフレームに入れる絵や写真で自分の世界を作り出すことができます。
積み重ねられた写真やアートは、数え切れないほど。左下:3枚のアート付きERIKSLUND/エリクスルンド フレーム(72cm×32cm)999円。右下:コンクリート壁に取り付けられたり、絵の高さを簡単に揃えられるRUGGAピクチャーフックセット499円(価格はいずれも税込) |
IKEA船橋のアートのエリアの充実ぶりは素晴らしく、フレームも写真もアートも揃っています。中には写真やアートと組み合わせたフレームが999円、というような嬉しいお値段設定もあり、気軽に何枚も買えるので、海外の雑誌に出てくるようなインテリア作りに役立ちます。
枚数だって、あればいいってモノではありません。次のページでは、苦労知らずでベストバランスを手に入れる優秀なアイテムをご紹介。