北欧ヴィンテージ・中古家具の選び方とお手入れ
ニールス・O・ミュラーのチェア。こちらは新品ですが、ユーズドの椅子でも状態のいいものばかりなので、安心して選べます |
ただ、チェアをダイニング用にと考えるなら、椅子の座面高さは今あるテーブルに合うかを考えましょう。天板の高さと座面の差(差尺)は、個人差もありますが30cm弱が目安。テーブルの高さが70cmなら、椅子は40~43cmくらい。
中央:超レアもの、フィン・ユールのヴィンテージチェア。 気になる椅子があったら、靴を脱いで座り心地をチェックしましょう。 右下はザ・チェアストア代官山の西澤香奈子さん。簡単なリペアもやっちゃいます、という頼れるスタッフ |
お手入れはどうしたらいいのでしょう? 「購入後のメンテナンスについては、ヴィンテージだから、というよりは、木の椅子だから、という視点で大切にしてもらえると嬉しいです。乾燥しすぎないよう、たまにでいいですから、ワックスなどで磨くと長持ちします」(ザ・チェアストア代官山 西澤香奈子さん) と、意外に簡単なのですね。
今が買い時、の北欧家具
北欧家具は日本以外でも人気があり、状態のいいものは年々減っている状況です。ユーロ高の影響もあり、今の価格より上がることはあっても、下がることはないと考えた方が良さそう。お気に入りの一脚に出会ったその時が買い時です。自社でメンテナンスできる強みもあり、3万円くらいからコンディションのいいチェアが手に入ります。価格帯として多いのは5万円くらい。新品もあります。 左:ハンス J ウェグナーのYチェアは現行品(新品)、79,380円。 中:かわいいフォルムのArmチェア、72,000円 右:ニールス・O・ミュラーのチェア、こちらも新品 |
ザ・チェアストアの椅子は状態のいいものを選りすぐっているので、基本的には一点モノ。気になる椅子があったら、あまり長い時間悩まないこと。そして、長く大切に使いましょう。
次のページでは、モダンな家具と北欧の椅子とのコーディネートをチェック!