インテリアショップ/IKEA・無印良品・Francfrancのインテリア

IKEAが好きな、ふたり暮らしのおうちを訪問(5ページ目)

2009年10月、IKEAの本拠地スウェーデンへと取材旅行に出掛けました。IKEAの家具で素敵に暮らす、6つの住まいをじっくり拝見。今回はその第1弾、ふたり暮らしのお部屋をご紹介!

くろだ あきこ

執筆者:くろだ あきこ

インテリアショップガイド

ルールを決めてコーディネート

寝室のカラーコーディネートは、家具が白、小物はブラウンというルール。アートやファブリック類が同系色なので、落ち着いた雰囲気に。ふたり分の服は、背の高いワードローブとチェストに分けて収納しています。

チェストの上には、ブラウン系に少しのゴールドを使った小物をあしらい、単調にならないように配慮するなど、細かな気配りが。チェストのクラシックな雰囲気を引き立てます。

平日の使い方、休日の使い方
チェストは、たっぷり収納できるHEMNES。ちょっとだけクラシックでロマンチックな雰囲気です。カーテンやベッドリネンもIKEAで揃えました。ちなみに、ソファに座っているのは、現地で案内役をしてくれたスタッフの一員、デビッドさん

寝室としては少々広めなので、小さなソファを置き、リビング機能も持たせました。このエリアはちょっと雰囲気を変えて赤を基調に。アートとソファの色が合っているのがポイントです。同じ部屋の中でも、ゾーンによって色を変えているので、単調になりすぎません。

平日の朝は、テレビでニュースをチェックしつつ、簡単な朝食をソファで済ませます。休日はダイニングで、普段より少し豪華な朝食を、ゆっくり時間をかけていただくのだとか。部屋の機能をひとつに限定せず、また、平日と休日で空間を使い分けるというアイデアは、「部屋が狭い」と悩んでいる人の参考になりそうです。

どんな家ならくつろげるか、どんな暮らしがしたいのかを考えて、それに合ったインテリアを整える。そんな基本的なホームファニッシングの考え方を、無理なく実践しているふたりの住まいでした。

次回は2軒目、大学教授の知的な部屋作りを紹介します。

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