ディテールにユーモアを
キッチンの説明をしてもらっているとき、リカードさんが見せてくれたのは、引き出しのスプーンを入れるトレイの底。「THERE IS NO SPOON」。同行したメンズノンノの編集さんはピンときていました。映画MATRIXに出てくる有名な台詞です(私は言われるまでわかりませんでしたが)。左:「THERE IS NO SPOON」は深い意味をもつ台詞。なんだか哲学的なキッチンに見えてきました。右:スウェーデン語を解説してもらって、大いに笑ったタオルのラベル。こんなふうに、くすっと笑える部分を作っておくと暮らしが楽しい |
バスルームのタオル掛けにも面白いラベルを発見。手前から「リカード専用」「ゲスト/足専用」「一夜限りのお友達」「Bitch」と書かれています。ゲストは悩んだ末、左から2番目の「ゲスト/足専用」を使うことが多いそうです。タオルの色を全部そろえているのは、リカードさんのこだわりポイント。
リカードさんのように、小物をストック分まで一括で購入すれば、買い忘れも防げて、思い立ったときに模様替えができます。これから新生活を始めるみなさんも、是非参考にしてみてください。次回も個性あふれるお部屋をご紹介します。
●スウェーデンのインテリア上手を訪ねるシリーズ
1軒目:IKEAが好きな、ふたり暮らしのおうちを訪問
2軒目:大学教授のシンプルライフとIKEAのアイテム