
床材は無垢のナラ材を廊下からの一体感を出すために使っています。この家のテーマカラー「ライトグリーン」を生かすために、カラーガラスのビトロカラー(旭硝子)を便器のバックの壁と天井に貼り付け、硝子の質感がもたらすライムグリーンの光沢と透明感がより奥行きの深い空間を創りだします。両脇の壁には、質感が対照的な青磁色の和紙壁紙(トミタ)を貼り、障子の和紙とのバランスを図っています。
“注意!”
<天井のガラスは鋲で留めてありますので剥落の心配はありません。>
<ビトロカラーはガラスの裏面に特殊な塗料を焼き付けてあり、透明感のあるカラーは店舗のディスプレーでよく使われていますが、住宅ではあまり使いません。>

いかがですか、異質な材料のバランス微妙ですね!もちろん大きな花瓶に活けられたアートフラワーも雰囲気をだしていますね。きちんとデザインされたトイレ、ご不浄なんて失礼な!りっぱな居室と思いませんか。トイレを汚いと思うのは時代錯誤、浴室やトイレのインテリアに凝ってみませんか!このトイレは鬼門には位置してませんが、もしかしてこんなにステキなら、丑さんも寅さんも許してくれるかもしれませんね!小池先生・・・!(AllAboutの家相・風水のカリスマガイドです。)
■このトイレは第20回INAXデザインコンテストの入賞作品です。
建築デザイン 江崎 溥
インテリアデザイン 菅野民子
(C)February.2002 Copy & Photo by kanno
<関連サイト>
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家相の“正体”(鬼門編)
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