私たちを取り巻くさまざまの色、それぞれの色が心と身体に大きな影響力を及ぼしています。色からのメッセージに耳を傾けてみませんか!今回は大気の色“ブルー”についてお話しします。

ブルーにはこんな心理的効果が・・・


ブルーは寒色といわれ、温度感覚としての「冷たさ」だけではなく、感情をあらわす「ブルーな気分」などと、心理的効果の大きい色です。ブルーは鎮静力をもっているので眠りに誘う寝室には打って付けな色、落ち着きをうながし、心身の回復力を高める色です。ただし、シーツまでブルーにすると、熱い夏の夜には快適ですが、冬の寒い夜には、いつまでも体が温まらなくなってしまうことがあるかもしれませんので、気を付けてくださいね!

ブルーベッドルーム
ブルーでコーディネートされたベッドルーム
写真は、ブルーをメインカラーにして、オフホワイトとナチュラルカラーで柔らかなやさしい空間をつくっています。コントラストに反対色の分量をバランスよく配置し、フレッシュな感覚を出しています。シーツやピロケースにビビットな花柄を使い、ブルーの持つ“静”を“動”に変えて暖かみとフレッシュさを加えています。夏でしたら、シーツやピロケースをブルーに変えれば涼しさを演出できます。


■ブルーには血圧降下の効力があると言われています。高血圧の人はカーテンなど目に触れるモノをブルーにすると、青の鎮静作用によって脈拍、血圧が下がるといわれています。実際に高血圧の人の病室にブルーを使い効果をあげている病院があるそうです。私が色彩の指導を受けた牛山先生の窓辺には、やや緑に寄った中明度のブルーのカーテンが下がっていました。紺のように濃い青だと効力が薄いそうです。


■ブルーは後退色と呼ばれ、距離感覚に影響を与え、モノの大きさや重さの判断にも影響します。また、ダイニングやリビングなどにロイヤルブルー(深い青紫)などを多用すると、静寂過ぎて会話のはずまない部屋になってしまいますので気をつけましょう。壁紙にごく淡いブルーを選択すると、実際に壁紙が貼りあがると思いかけずにブルーが強烈でびっくりすることになります。ブルーの面積が大きいときは取り扱いに注意が必要です。

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