トリエンナーレ会場(3) 「Guzzini(グッツィーニ)」
FOODDESIGN MADE IN JAPAN/食の多様性
トリエンナーレでもう一つ気になる展示がおこなわれていました。「Multipli di cibo Foodesign Guzzini Made in Japan exhibition」と謳われたイタリアのキッチン用品メーカー「Guzzini(グッツィーニ)」と日本人デザイナーの32人と4ユニットによるコラボレーションによるデザイン展示です。「Multipli di cibo」はイタリア語で“食の多様性”という意味だそうです。
柳宗理をグランドマスターとして、日本発のさまざまな食に関するテーブルウェアが並んでいました。写真は川上元美氏デザインです。楽しくて美しいフードグッズがならんでいました。日本の食の文化の深さを改めて思い知らされました。
2008年のミラノサローネ情報の第1回目は、トリエンナーレ会場の模様をお伝えしました。毎年ミラノサローネは盛大になり、入場者が増え続けています。その中で日本の企業やデザイナーたちも世界のなかで活躍しています。
次回は、「ミラノサローネ最新情報2」では、「スーパースタジオ」とミラノ中心街や市街地各所のイベントスペースを紹介します。
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今回の素敵空間:
ミラノサローネ