時代のキーワードは「シンプル」に暮らす-1(3ページ目)

ファーム空間には、美しいシンプルなインテリアが…！

粗末な材で囲まれた空間に置かれた背高のっぽの椅子です。枝をそのまま使った椅子がリズムカルに並び、そのシンプルな美しさに驚かされます。


壁に掛けられライトを浴びているオブジェは小枝で編まれている。オブジェなのか作物を収納するための物なのかはわからないが、素朴な素材とリンゴが絶妙にマッチしていて絵画のようです。

動植物の美しさ！

大がかりの仕掛けは、馬小屋だけではなく鶏小屋まで再現してありました。農園の風景写真を背に、トタン屋根と古材で作られた小屋には、剥製のニワトリが置かれています。




会場にはビニールハウスが作られ、土にはほんもの農作物が植栽されていますが、その側には白い陶器で作られた果物が置かれているという、遊び心満載の菜園です。もちろん、芝生に置かれた豚やウサギはオブジェです。

エリザベス・ルリッシュ（Elizabeth Leriche）の農業を基盤としたシンプルな田舎暮らしの提案はいかがでしょか。田園風のスタイル、大地に根をおろした生活スタイルが、新らたな価値を生み出そうとしています。

＜DATA＞
Exhibition： 2008MAISON & OBJET／メゾン・エ・オブジェ


■資料・写真提供 「SENSIBILIA センシビリア」

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