インテリアコーディネート/海外のインテリアコーディネート実例

インディゴカラーに魅せられて!(2ページ目)

2009年を予測するインテリア・ポイントの第3回目はハンドメイドなインディゴ(藍色)カラーは「NOSTALGIC INDIGO(ノスタリジック・インディゴ)」です。

菅野 民子

執筆者:菅野 民子

インテリアスタイル実例ガイド

2009年ポイントキーワード
NOSTALGIC INDIGO(ノスタルジック・インディゴ)


・藍染め
・コットン
・手織りのテキスタイル
・刺繍
・キルト
・シルバーやコッパーなどのメタル
 (NOSTALGIC:郷愁の)

人の温もりが伝わるインディゴカラー

北アフリカのロッコでつくられている鮮やかなブルーのタイルや手織りのテキスタイルは、エキゾチックで素朴なたたずまいが郷愁を感じさせます。



細いコッパーカラー(銅)の針金をくねくねと曲げて作られているシャンデリア照明です。ブルーのストーンとゴールドのビーズが微妙に作りだすバランスは、豪華さだけではないやさしさと素朴さにノスタルジックな雰囲気が漂います。

ともするとインディゴで染められたものは、民族性の強いモノやジーンズなどの労働着などに多く使われています。ここでは、軽やかな薄地に染められたものや、モダンなデザインで肌に馴染むインナーとして作られていました。


古代から使われているインディゴの染料やコッパーなどの温もりのある金属の素材は、時代に沿ってさまざまに生き続けています。今の混沌とした時代からこそ、機械文明から作られる画一的に量産されるものではないもに注目が集まっています。


<DATA>
Exhibition:" target=_blank> 2008MAISON & OBJET/メゾン・エ・オブジェ

■資料・写真提供" target=_blank> 「SENSIBILIA センシビリア・篠崎恭子」


■ガイドメールマガジン登録はこちらからよろしく!
【編集部おすすめの購入サイト】
楽天市場で人気のインテリアを見るAmazon で人気のインテリアや家具を見る
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます