フィレンツェにはフェラガモがオーナーのホテルが4つほどあります。その中から、イタリアの伝統的なスタイルではない、古い街並みからは想像できないほどポップでモダンなデザインホテルのラウンジを紹介します。
Contemporary pleasing Hotel
(コンテンポラリー・プリージング・ホテル)
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Contemporary pleasing Hotelのゆったりとしたリーディング・ルーム |
Contemporary pleasing Hotel(コンテンポラリー・プリージング・ホテル) は、フェラガモ家をオーナーとするLUNGARNO HOTELS(ルンガルノ・ホテルズ)の中でも新しいモダンなスタイルのホテルです。 イタリア・フィレンツェ出身のアーティストFabrizio Corneli(ファブリツィオ・コルネーリ)がよって演出装飾されています。その個性的なコンセプトやデザインが認められ、世界的な「デザインホテルズ」として認められています。
![看板]() |
アルノ川にかかるヴェッキオ橋の入り口が見える |
ヴェッキオ橋(Ponte Vecchio)のすぐそばに位置するホテルの2階にあるリーディング・ルームです。アルノ川の川面を見ることができる部屋には、座り心地たっぷりのディーベッドが置かれ、リラックスした至福の時を過ごすことができます。窓辺には雑誌・美術書など置いてあり、宿ベッドサイドの時計のテーブルではドリンクのサービスを受けることができます。
古い街だからこそコンテンポラリーに!
ホテルの中には、二つのラウンジがあります。一つは落ち着いたブラウンで統一されています。もう一つは、ナチュラルウッドの床の他は、なにもかも真っ白なラウンジでシアター室になっています。空間全体が雲のように浮き上がって感じます。余談ですが、このホテルのエレベーターには驚かされます。白いソファとミラーでコーディネートされた“動く小さな部屋”になっています。
タイムレスをコンセプトとした時計!
ピンクのベンチにハイテックモダンな家具、オリジナルライティング、コンテンポラリーのデザインの中にもフェミニンさがあります。右の写真の窓に映る時計は、このホテルのシンボルの時計です。歴史の残像楽しむ古い街並みの中にあるからこそ、タイムレスをコンセプトに、同じデザインの時計がテーブルとして使われています。
バーカウンターはイタリアンポップに光る!
リーディング・ルームの窓は、ハイテックなブラインドが内蔵されているサッシが使われています。ブラインドは無機質でインテリア的には軽視されがちですが、光りの窓が作りだすガラス内側のモダンインテリアと外の古い街並みのコラボレーションが巧みです。イタリアンポップな光るバーカウンターは、時間でカラー変化する最もハイテックな仕掛けです。
フェラガモがこだわる品質とデザインは、このホテルにも生かされています。おすすめは、ペントハウスのSky Lounge “Terrazza dei Consorti”(スカイラウンジ「テラッツァ・デイ・コンソルティ」)からの羨望、アルノ川の夕暮れと街並みは一見の価値があります。フィレンツを訪れる機会がありましたら、ぜひ、このホテルと居心地のよさとデザインを楽しんでみてください。
<DATA>今回の素敵空間
「Contemporary pleasing Hotel(コンテンポラリー・プリージング・ホテル)」