映像の合成
トラックを追加して複数のクリップを並べると、たとえばピクチャー・イン・ピクチャーなどの映像合成が簡単にできます。操作は、タイムラインに配置したクリップに、「Effect」パネルにある「ピクチャー・イン・ピクチャー」というアイコンをドラッグ&ドロップするだけです。面倒な設定は一切必要ありません。なお、詳細な設定を行いたい場合は、設定パネルを表示して細かく設定できます。 ▼
このほか、クロマキー合成やルミナンスキー合成など、高度な合成も、同様の方法で手軽に利用できます。トランジション設定
画面の切り替え効果を「トランジション」といいますが、EDIUS Neo 2では、トランジションやフィルタといった効果は、「Effect」パネルから、利用したい効果をタイムラインのクリップ上にドラッグ&ドロップして設定します。これは、先の合成の設定と同じですね。なお、EDIUS Neo 2には、新方式3Dトランジション「GPUfx」が搭載されています。この機能によって、高品質で複雑なトランジションも、高速にプレビューしながら設定作業ができるようになりました。
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また、詳細な設定も、設定パネルを開いて行います。設定オプションは非常に詳細なので、ビギナーはデフォルトで利用し、慣れてきてからオプションを設定するようするとよいでしょう。
タイトル作成
メインタイトルやテロップ、エンドロールなど文字を利用する効果は、「Quick Titler」という、タイトル作成専用のプログラムで作成します。文字デザインのテンプレートが豊富なので、ビジュアルなタイトル作成が簡単です。もちろん、細かな文字調整、デザイン、レイアウト、図形描画なども可能なので、プロ並みのタイトル作成を楽しめます。BGMの設定
BGMの設定では、パソコン上にあるオーディオファイルのほか、音楽CDから好みの楽曲を取り込んでBGMに利用することもできます。なお、音楽CDからのデータの利用では、著作権に注意してください。
出力する
編集結果は、AVCHDやAVI、H.264/AVC、MPEG、QuickTimeなどさまざまな映像ファイルとして出力できます。しかも、プリセットが豊富に用意されているので、面倒な設定をしなくても、目的のファイル形式で出力できます。また、iPodやPSP、Blu-ray用の出力にも対応しているほか、メニュー付きのDVD-Videoをオーサリングし、出力することできます。オリジナルなDVD-Video作成が簡単に作成できるというのは、うれしいですね。
すべてのビデオ編集ユーザー向け
EDIUS Neo 2は、最初に解説したように、ビデオ編集のビギナーから、中上級ユーザーまで、どのレベルのユーザーでも満足できる機能と使い勝手を備えています。しかも、手にできる画質は、放送局レベルの高画質から、モバイルデバイスで持ち歩けるレベルの画質までと、とても幅広いものです。要するに、使う人のレベルに応じて、それぞれ満足できるのです。ユーザーに会わせて必要な機能を提供してくれ、これ1本あれば、長く使い続けることができる、とてもおすすめな「編集の道具」です。
EDIUS Neo 2
EDIUS Neo 2 優待・乗換版
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