iPod/iPod classic,iPod touch活用術

筆者鴻池イチ押し!iPodを家で愉しむオーディオ!(3ページ目)

全ての音楽を詰め込んで持ち歩けるiPod。こうなると、帰宅後も、続けてiPodで音楽を愉しみたい方が多いのでは? 今回は、iPodが手軽に接続できる「iPod ドッグ搭載」オーディオの中から、HiFi初心者にも扱いやすく、高品位で通好みの「Music Cocoon MC4」をご紹介します。筆者鴻池イチ押しデス!

鴻池 賢三

執筆者:鴻池 賢三

オーディオ・ビジュアルガイド

消費電力~意外と省電力

暗い部屋では、オレンジ色の光でレトロ感が漂う。

暗い部屋では、オレンジ色の光でレトロ感が漂う。

真空管とレトロな外観から、「電気をたくさん消費するのでは?」、と気になったので、測定してみました。

結果は、音楽再生時、通常のご家庭で限界に近い大音量でも30ワット未満、通常と思われる音量で23ワット程度でした。32型の一般的なテレビが100ワット前後消費するのに比べれば、1/4程度と省電力である事が分りました。

一方、電源がONになっていると、プレーヤーが停止して音が出ていない時も20W程度、リモコン待機時も2W程度の電力を消費しています。音楽を聴かない時はリモコンで電源をOFFに、外出など、長時間電源を入れない場合は、電源ユニットのスイッチを手動でOFFにして節電しましょう!

さいごに

小型のブックシェルフ方OLi2スピーカーも組み合わせて試聴しました。こちらもその小ささからは想像出来ない低音が魅力で、OLi3と同等に「MC4」を愉しめます。よほどの大音量で鳴らさない限り、OLi2で充分でしょう。また、iPod「MC4」の小ささを考えると、OLi2を組み合わせた方が、まとまりが良いように感じます。

総合的な感想として、アンプもスピーカーも、システムコンポなどに比べれば高価ですが、HiFi製品としてのパフォーマンスを考慮すれば、非常にお値打ち価格です。OLi2OLi3スピーカーも重厚感満点で外観の仕上げも良く、名の通ったブランドなら、2倍近い価格が付けられてもおかしくないと感じた程です。

皆さんも、Rothオーディオで、iPodを快適&高品位&リーズナブルに愉しんでみてはいかがでしょうか?
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