注文住宅/新築の着工から完成・入居・メンテナンスまで

現場のチェックは誰がするの?

家を建てようとしたとき、誰しもが満足できる住まいにしたいと考えます。そのためにもきっちりと工事監理を行ってもらわなければなりません!今回はそんな工事管理の流れをお教えします。

佐川 旭

執筆者:佐川 旭

家を建てるガイド

現場のチェックは施主だけでは無理

「自分の住む家だから満足する住まいにしたい!」誰もがそう思います。

もしも建物に「不具合」が見つかった場合でも直すことは可能です。しかし「欠陥」を直すのは困難です。建物の骨格にあたる構造体や地盤・基礎の工事が不適切に行われると大きなとりかえしのつかないことになります。間取りはよく考えられても、実際に施工する現場がきちんとされていなければよい家はできません。その現場は誰がどのように監理していくのでしょうか。

工事監理は安全安心の要

―工事の流れ(設計事務所に依頼した場合)―


設計者の決定・・・設計とは工事実施に必要な設計図書を作成します。
建築確認申請・・・検査機関に建築確認申請を提出し確認済証の交付を受けます。
工事着手・・・現場の見やすいところに建築基準法による確認済の表示板を提示します。
工事監理・・・工事監理者は工事が図面通りに施工されているのかをプロの立場から確認していきます。
中間検査・・・木造3階建て住宅等は屋根工事が完了したときに「中間検査」を受けなければなりません。受けなくてもよい住宅もあります。
工事完了検査・・・建築工事が完了したときは「工事完了検査」の申請をし、検査済証の交付を受けます。
引き渡し・・・確認済証、検査済証などにより、適法で安全な住宅であることを確認する。

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