情報が多すぎて迷う
誰もがいい家を建てたい、それも予算内で満足できる家が欲しいと願います。家づくりをするにあたり、皆さんはじめは本を読んだり、展示場に行ったり、さらにインターネット(IN)を使うなどして情報を手に入れていくことでしょう。もちろん様々な情報を手に入れて検討していくことは、とてもよいことです。しかしながら中には情報に振り回されて、方向性を見失ってしまう方もいます。こだわり箇所ははっきりと
IN普及前は、設計者が様々な提案をし、それらの説明をしながら、どちらかといえば設計者主導の形で進められていました。しかしIN普及後は、建て主が自分で得た知識の確かめから打合せに入り、建て主の知識の整理に時間がかかってしまう傾向にあります。もちろん、何ら問題はないのですが、その情報が整理されず、この建て主は一体どんな家を求めているのだろうかと、わからなくなってしまう場合もあります。やはり一番初めにこだわりの部分をはっきりとさせておくことです。満足できる家をつくれない人は、打合せで話が行ったり来たりしてしまう人なのです。
家の呼び方で依頼先も変わる
住宅メーカーや地域ビルダーの工務店は他社と比較され、常に顧客満足度を高める努力をしています。それは「商品」をつくっているからです。住まいは呼び方で随分と変わります。「建築」は有機的なもので、オンリーワンの家づくりです。「建物」はやや無機的な感じ、そして不動産屋さんは「物件」と呼びます。商品―建築―建物―物件、さてあなたはどんな住まいをもとめていますか?【関連記事】
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