ベッド/ベッドの選び方

マットレスも進化中。安眠できるベッドを探そう(2ページ目)

あなたはよく眠れていますか?ベッドは見た目だけで選んではいけません!!マットレスは眠りを左右する大事なポイント。新素材のマットレスも登場しています。

鈴木 理恵子

執筆者:鈴木 理恵子

インテリアコーディネートガイド

マットレスは、C層のクッション材の違いによりスプリングマットレス、エアーマットレス、ウォーターマットレス、ジェルマットレスなどがあります。一般的に普及しているのはスプリングマットレス。スプリングには、大きく分けてボンネルコイルとポケットコイルがあります。それぞれの特徴についてご紹介します。

硬めの寝心地のボンネルコイル

ボンネル
コイルが引っ張り合うボンネルコイル。(写真:アイシン精機 ASLEEP デラックスハードマットレス)
ボンネルタイプは、ひとつひとつらせん状に巻いたコイルスプリングを引っ張り合うようにして連結したマットレスです。引っ張りあうことで硬い面となり、体をしっかりと支えます。コイルの中がオープンになっているので通気性が良く湿気がこもりにくいといったメリットもあります。価格も比較的安く、1万円~2万円代くらい(シングルサイズ マットレスのみ)で見つけることができます。(価格参考:BED SELECTION)

しっかりとしたマットレスのため体が沈みこむことが少なく、硬めの寝心地が好きな方や、体重がある方におススメです。しかし、コイル同士が連結しているためにマットレス上で動くと横揺れがあります。ダブルベッドでは、隣に寝ている人の寝返りによる揺れが気になることもあるでしょう。大きめサイズのベッドであればマットレスを二つに分けることも出来ますから検討してはいかがでしょう。

体にフィットするポケットコイル

ポケット
コイルが独立しているポケットコイル。(写真:アイシン精機 ASLEEPボケットPXマットレス)
ポケットコイルは、圧縮したコイルスプリングを一つ一つの小さな袋(ポケット)に入れたマットレスです。コイルが独立しているため体型にフィットして、マッレスにかかる体圧が分散しやすくなります。コイルが独立しているので、寝返りのときにも横揺れが少ないといったメリットもあります。価格はボンネルコイルに比べると高くなり、2万円台~5万円台くらい(シングルサイズ マットレスのみ)になります。(価格参考:BED SELECTION)

このマットレスは、コイルの数や配列によってもフィット感やマットレスの硬さが異なります。体重が重い方は、ボンネルタイプに比べて体が沈みこむことがありますから気をつけてください。コイルが袋に入っているため、袋(ポケット)や上の詰め物の材質によって通気性の良し悪しが変わりますので確認をすると良いでしょう。

次のページでは、スプリング以外に注目されているジェルや新素材を使ったマットレスについてお伝えしていきます。
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