窓掛けには、カーテンを始めブラインドやロールスクリーン、ローマンシェードなど様々な種類があります。窓掛は、美しいだけではなく、快適な生活を送るための大切な役割を果たします。それぞれの特徴を把握して、ご自身の部屋にぴったりあった窓掛けを選びましょう。今回はアルミ製の横型ブラインドの主な特徴についてご紹介します。

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微妙なコントロールはブラインドが一番!

横型のブラインドのことをベネシアンブラインドといいます。水の都イタリアのベニスで、川の水面に太陽光が反射してまぶしいのを避けるために作られたことがこの名前の由来です。ベネシアンブラインド(以下ブラインド)は、スラットと呼ばれる横の羽根の調整によって光の取り入れ方や内外の視線の遮り方をきめ細かくコントロールすることができます。

例えば、昼間は明るい光を取り入れたいが、隣の家の二階からの視線が気になる場合には、スラットを斜め下に調整すれば良いのです。いろいろな角度からの視線に対応ができますからプライバシーが気になるところにおススメです。
ブラインド

スラットを一部だけ開けて使うこともできるブラインド。スラットの切り替え位置はオーダー時に指定する。(画像:ニチベイ セレーノ25 ツインタイプ)

また、最近は、ブラインドのスラットを閉じつつも、一部のスラットの向きを変えることも可能な商品があり、ますます使いやすくなっています。

ブラインドを寝室に使うコツ

ブラインド

スラットの穴をなくし、スラット同士の密閉度を高めたブラインドなので、光漏れも防げます。さらにオプションのガイドレールを付ければ。窓との隙間も少なくなる。(画像:タチカワブラインド パーフェクトシルキー)

ブラインドは、スラットの重なり、コード穴、窓枠との隙間からの光漏れがありますので、寝室等で、部屋を真っ暗にしたい場合には、遮光性のあるカーテンで窓をすっぽり覆うなど、他の窓掛けと組み合わせて使うとよいでしょう。最近は、極力光漏れを防ぐ商品の開発も進み、光漏れの改善も進んでいます。

省エネにも大活躍

金属のスラットでできているブラインドは、光を跳ね返すと同時に室内に侵入してくる熱も跳ね返します。夏場の強い日差しや暑苦しい西日を遮れれば、冷房費用も抑えられますね。最近は、スラット表面を遮熱塗料でコーティングして、日射に含まれる赤外線を反射する製品も出ています。

冬には、ブラインドとガラスの間にできる空気層が断熱材の働きをして、室内の暖かい空気を逃がしません。更に、カーテン、ローマンシェードなどと組み合わせれば保温効果も一層上がります。

キッチン&浴室の強い見方

キッチンは火を使う場所なので、ひらひらとしたカーテンではコンロの火が燃え移るといった危険があります。コンロのそばには、火に強いアルミ製のブラインドはおススメ窓掛けの1つです。また、浴室は外から覗かれたくない場所。スラットを閉じてしまえば、外からの視線もシャットアウト、シルエットが移りこむ心配もありません。タイル張りでビスが打てないところでは、窓枠の強度を確認して、テンションタイプを選ぶといいでしょう。

ブラインド

キッチンの窓にはお手入れが簡単で、火に強いものが欲しい。タイルでも取り付けしやすいテンションタイプ(画像:タチカワブラインド シルキーアクアノンビスタイプ)

キッチンや浴室といった水周りには、水に強く防錆仕様のブラインドを選んでください。更に最近の商品では、汚れを分解する「酸化チタンコート」や、汚れが簡単に落とせる「フッ素コート」などを施したものがあるのでお手入れも楽になっています。

窓の形に合わせて使い分ける

設置するスペースに合わせていろいろな種類のブラインドを選ぶことができます。出窓形状に合わせたり、斜め天井にある窓に対応する商品もあります。台形や円形の窓の形に合わせて切り欠きするいったことも可能です。

ブラインド

大きな窓にはセパレートタイプにすると窓からの出入りも楽。価格も2台分よりは安くなるのも◎(画像:タチカワブラインド シルキーセパレートタイプ)

また、2台のブラインドを1つのヘッドボックスにまとめたセパレートタイプがあります。これは、大きな窓や掃き出し窓に向いています。大きなブラインドの操作は重量があり大変ですが、2台にわけることで小さく軽くなり上下昇降の操作が楽になります。また、別々に操作でき片側だけをたたみあげることが可能ですから、出入りが頻繁な掃き出し窓にも便利です。

機能的でオフィスでよく使われるブラインドですが、実はいろいろなイメージに使えます。詳しくは次のページで。