バネ強度は調整自在
ブナ材でできたスラットで体重を支えます。調整ゴマを左右に動かすことでバネの強さを調整。スノコ上なので通気性もバツグン!(画像撮影:鈴木理恵子) |
ですから、体重が増えた、腰に不安を覚えるようになった、使う人が変わったといった変化に対して、マットレスの場合には種類を買い換える場面でも、より適切な寝姿勢を保てるようにバネの調整によって対応できるのが大きな特徴の1つです。
日本の気候にも◎な通気性
人は一晩でコップ一杯の汗をかくと言われています。寝具やマットレスには通気性も求められてきます。また、梅雨など湿度の高い季節がある日本では、湿気がこもらないようにしておきたいですね。ウッドスプリングはスノコ状になっているので通気性が良く日本の気候にも向いているといえるでしょう。ウッドスプリングは木製なので湿気によるカビなども気になりますが、「FEDELTA」では、メラミン樹脂を表面に塗っているため、スラット内部に水分が入り込むことはないそうなので、安心して使えます。
ポジションも自在
スノコ状なので、リクライニングにも対応可能。テレビを見るにもこの姿勢ならば楽チンです。スイッチ1つで姿勢が変えられるので断然、電動タイプがおススメ。(画像撮影:鈴木理恵子) |
あれっ ダブルがない!
使い勝手のよいウッドスプリングですが、ダブルベッドをお考えの場合には要注意! ウッドスプリングの場合、各個人にバネの調整を合わせるため1人に1つのスラットベースが必要となります。こちらのベッドタイプは1人で使うシングルとセミダブル、2人で使うのであれば、それぞれがスラットベースを置くクイーンとキングサイズになるのです。マットレスにあるダブルサイズが、ウッドスプリングにはありません。今までお使いのダブルベッドから変更する場合には、クイーン以上のサイズとなります。ご検討の際にはスペースの確認を忘れないでください。
調整術をプロに任せてみる!
ウッドスプリングもマットレスも眠る人に合わせて選べるベッド「FEDELTA」(画像:カリモク家具) |
今回お話を伺った「FEDELTA」では、実際に寝たときの体圧分散などを測定しながら、眠る人にぴったりと合ったベッド選びの手伝いするコンサルティングのサービスがあります。プロと一緒に自分仕様のベッドをカスタマイズしてみるのもいいかもしれませんね。
いかがでしたか。このウッドスプリングタイプベッドは、アチコチのインテリアショップでも見かけるようになってきました。日本でも普及率が高くなりそうです。
次回は、「FEDELTA」のベッドで、体圧分散等の測定結果をもとに、自分仕様のベッドを作った様子をご報告をします! お楽しみに。
FEDELTAはこちらから。インテリアショップDevantで扱っています。
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