カーペット・絨毯・ラグ/カーペット・絨毯・ラグの選び方・お手入れ方法

カーペットは暖かいだけじゃない、その魅力

フローリングのひんやり感が気になる時期ですね。冬はやっぱり温もりのあるカーペット!フローリング人気に押され気味ですが、カーペットにはいいところが沢山あるのです。

執筆者:鈴木 理恵子

寒くなってきましたね。フローリングに素足が触れると「冷たい!!」と飛び上がってしまいそうです。暖かな床材といえばカーペット!お部屋に敷き詰めたり、ラグとして使ったりと身近な床材です。あなたの一票では現在もラグを使っている&検討中という方が約8割という結果に。今回はカーペットの特徴についてお伝えしましょう。

安全で疲れにくいカーペット

カーペット
子供は夢中で遊んでいると滑って転んで怪我をすることも多い。

カーペットの特徴の一つは「軟らかい」。軟らかな繊維で出来ているカーペットは、転んだ場合でも衝撃を和らげるため怪我をすることが少なくなります。転びやすい小さなお子さんやお年寄には安心ですね。

また、歩くと足には衝撃がかかりますが、カーペットは軟らかい素材なのでこの衝撃を和らげます。足の負担が少なくなり疲れにくいというメリットもあります。足腰の弱い方にはもちろん、ホテルのパーティー会場などではカーペットが使われているように、長時間歩いたり立ったりするスペースにも向いている床材といえるでしょう。

省エネ効果もあり

そしてなんといっても冬に有り難いのは、カーペットは断熱・保温効果が高いということ。カーペットは、繊維で織られているためその中に空気層ができます。特にパイルがあるカーペットは空気を含む量が多くなるためその効果も大きくなります。この断熱層のお陰で、暖房のみならず冷房でもエネルギー負荷を軽減できて、省エネにも役立ちますよ。

カーペットで静かに

カーペット
基布の下に高発砲ウレタンを使って防音効果が高いカーペット。(画像:サンゲツ SY-51)

カーペットは、音を遮断し吸収する床材です。お子さんが走ったり何か物を落としたりする音が階下や周りに響くのを抑えます。厚みがあってパイルが密になっているものほど効果が高くなります。特に階下への音が気になる場合には、防音タイプのものを選ぶと良いでしょう。カーペットによって音の反響も少なくなりますから、階下への音が気になる部屋だけでなく、静かに過ごしたい寝室やオーディオルームなどにもお薦めです。


カーペットはデザインも豊富。パイルの形が変わるだけでも印象が変わります。それは次ページ
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