何の為のワークスペースにする?
ワークスペースを作る時には「どんな風に誰が使うのか」を整理することが大切です。使い勝手や使う場所が考えられていないとせっかくのワークスペースもただの物置場となることもありますよ。気をつけてくださいね。家でのワークスペースでは、本格的な仕事だけでなく、資料を整理する、書き物をする、裁縫をする、DIYをするといった様々なことがあります。それに伴って、必要なスペースや収納も変わってきますから、使い方に合わせたテーブルの広さや使うものの収納方法などを考えていきたいですね。
使う本や資料は棚へ、文具など小物は引き出しへと計画した収納例。ワゴン使いも資料を広げる際の置場として便利。(画像:カンディハウス) |
DVDの収納がしやすい2段式の引き出し(画像:カンディハウス) |
プリントをカウンター下に収めた例。パソコンや電源との配線経路を考えて計画を。(画像:ギャラリー収納) |
どこに作る?
独立したスペースが必要なのか、それとも家族で共用するのかを考えてみましょう。共用するのであれば、みんなが使いやすいリビングなどに設けるのがお勧めです。独立したスペースが希望でも、空間の広さによっては難しいこともあり、リビングなどのパブリックスペースに設置して対応することもあります。そんな場合には目につきにくい場所やパーティションや目隠しで一時的に区切るなどの工夫をしたいですね。
次ページからは使い勝手や設置場所別のモデルプランや実例をご紹介します。
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