狭い場所の救世主 引き戸

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左右に扉を動かす引違戸は、開閉にスペースを必要としないのがメリット。でも、必ず開けた反対側に扉が残るので、間口の空き寸法に要注意!(画像:All Aboutスタイルストア)
もう一つの代表的な収納扉として「引き戸」があります。引き戸はレールの上を左右にスライドさせて開閉します。開けた方の反対側に扉が残るので、ある程度間口の広い収納スペースに向いています。
引き戸には、左右の扉を交差する「引違戸」や両側に引き分ける「引き分け戸」の他、巾の広い間口では、3~4枚の扉を使った引き戸などもあります。


左右の動きを利用した見せる&見せないを実現した収納。テレビを見るときにはすっと扉を開いて。収納家具はボーコンセプトのLecco(レッコ)(画像:ボーコンセプト)
引き戸は、開き戸とは違って扉が手前に開いてこないので、扉の開閉する際にスペースをとりません。収納家具の前が狭くても、開閉可能なことが大きなメリットです。

また、引き戸は、開けたままの状態でも扉が邪魔になりません。そのため、頻繁に物を出し入れするため、扉を開けたままにしてしばらく使いたい場所、例えばキッチンやオフィスの収納にも向いているといえます。この引き戸の特徴を利用して、見せる&見せないを上手に使い分けることもできます。例えば、右の画像。引き戸を開けるとテレビが登場!こんな使い方も引き戸ならではですね。

有効寸法に要注意

引き戸で注意したいのが、間口の空きと収納内部の有効寸法です。

引き戸は、開けた反対側に扉が残ります。引違戸の場合、収納内部は広くても出し入れの間口が狭くなりますから、大きなものを収納したい場合には、間口の空き寸法はチェックしておくとよいですね。

また、見落としがちなのが収納の奥行き寸法です。 一般的に、引き戸は扉をすべらすためのレールが必要なので、その分、収納内部の奥行き寸法が少なくなります。入れたいものが決まっているときには内部寸法の確認も忘れないでくださいね。

モダンにも引き戸

引き戸は、押し入れや障子などに使われているので、本来「和」のイメージが強かったのですが、直線的なイメージを活かして、最近はモダンなインテリアにもよく使われています。反対に、トラディショナルやクラシックなインテリアスタイルで引き戸を使う例はあまり多くはありません。
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カラーリングで楽しむモダンなデザインの収納家具。黄色い扉部分が片引き戸で左右に動かせます。収納家具はボーコンセプトのLecco(レッコ)(画像:ボーコンセプト)

《画像協力》
カンディハウス
ボーコンセプト

収納家具の扉の開閉方法は様々ありますが、今回は収納家具の開き戸と引き戸について注目をしてみました。それぞれに違った使い勝手がありますので、収納家具を買うときには注意してくださね。


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