慶応大学日吉キャンパスに近い傾斜地に、親と住んでいた一軒家を取り壊し、親世帯の隣に息子夫婦と車とピアノのための住宅が計画されました。ローコストを実現するために、5回もの試行を経てたどり着いたのが6m×6mの正方形のプラン。しかし、ただそれだけではありませんでした…。


銀色に輝くサイコロの家


写真をクリックすると次の写真に進みます
外観
上/外壁と屋根はガルバリウム鋼板を銀色に塗っている。中/左上の張り出しはリビングの出窓。右奥の張り出しはキッチン。下/テラスの奥はバスルーム。


この家の敷地と道路の高低差は約4m。太い鉄骨があらわになった駐車場の脇の階段を、1.5階分降りていくと敷地にたどりつきます。約1mの高さのコンクリートの基礎の上に、三角屋根の乗った大きなサイコロのような家が建っています。銀色に輝く外観の印象から、つい鉄骨造と思ってしまいますが、実は純然たる木造住宅なのです。一歩中に入ってみるとそれは一目瞭然です。

◆建築家プロフィールと建築データ