フォントを埋め込めば日本語PDFファイルも読める!
Kindle DXにファイルを転送すれば、日本語のPDFも読める。ただし日本語フォントが内蔵されていないので、日本語PDFを読みたい場合は、Adobe Acrobatなどで日本語フォントを埋め込んだPDFファイルを生成しなければならない。このあたりは初心者にとってハードルの高いように思う。初心者でもお薦めできるKindle読書の一つは、著作権保護期間の切れた文学作品を無料でダウンロードできる「青空文庫」をPDF化してKindleで読むことだ。「青空キンドル」という無料のサービスを利用すれば、青空文庫のテキストファイルを自動的にフォント埋め込みPDFに変換し、ルビ付きで読めるようにしてくれる。これをKindle DXのドキュメントフォルダーに転送すれば、快適な読書生活を送れるというわけだ。
Kindle DXは日本円にして約4万4000円程度だが、6インチディスプレイ(800×600ドット)を搭載する「Kindle Wireless Reading Device」なら259ドル(約2万3400円)で購入できる。月額料金はかからないので、青空文庫のほかに仕事のPDF文書などを電車内などで読みたいという人にもお薦めできるデバイスだ。
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Amazon Kindle(英語)