夏の旭山動物園
頭の上を飛ぶように泳ぐ「ぺんぎん館」のペンギン
また、2009年は、4月に「エゾシカの森」、5月に「ホッキョクギツネ舎」、8月には「てながざる館」をオープン。まだこれからも、いろいろと展示施設が登場しそうです。では、これらの新施設を中心に「夏の旭山動物園」の魅力に迫ってみましょう。
ホッキョクグマは夏も人気者。あの大きな体でプールに飛び込む姿は迫力満点です。暑いのが苦手なので、夏は気持ちよさそうに泳ぐ姿をよく見られるはず
2009年5月に誕生した「ホッキョクギツネ舎」。写真は夏のホッキョクギツネの様子ですが、冬は真っ白になります。夏と冬の変身(?)具合が見ものです
2007年にできた「レッサーパンダの吊り橋」も見どころです。レッサーパンダはもともと樹上生活者。小獣舎の向かいにある木に吊り橋がかけてあり、その吊り橋を渡る姿や木の上で眠る様子を見ることができます
2009年4月に完成した「エゾシカの森」には高さ6mの築山があり、エゾシカが頂上にいる姿を見られます。また、頭上をエゾシカが歩いたりエサを食べていたりする様子が見られるポイントも
オランウータンの空中散歩が見られる屋外の「オランウータン舎」もあります。高さ17mもある2本の塔をつなぐロープを渡ってゆくオランウータンの姿は圧巻。なお、冬期は屋内の「おらんうーたん館」でオランウータンを見ることができます
2009年8月に登場した「てながざる館」は、シロテテナガザルのスゴイ能力が存分に発揮される施設です。高さ14mの鉄塔やロープ、鉄棒をその長~い手で素早く渡っていく様子には思わずビックリ。冬は屋内で実施しています
知っておきたい旭山動物園の基本
正門の近くにある「どうぶつえんからのおしらせ」看板
ジンギスカンマヨネーズやミニ鮭いくらなどがある「もぐもぐランチBOX」
ライオンやチンパンジーの絵が描かれた特急「旭山動物園号」です
冬も夏もお楽しみ満載の旭山動物園。一度訪れれば、きっと、その「人気のヒミツ」が「なるほど~」と納得できるに違いありません。ただ、繁忙期の人の多さはハンパじゃないので、もし可能なら、GW・夏休み・冬休みなどの時期を避け、平日を狙って、動物たちを1日ゆっくりと眺めていたいですね。
■旭山動物園
住所:北海道旭川市東旭川町倉沼 TEL:0166-36-1104
料金:入園料 大人800円、中学生以下無料
営業時間:11月上旬~4月上旬(冬期)は10:30~15:30(最終入園は15:00)、
4月下旬~10月中旬(夏期)は9:30~17:15(最終入園は16:15)
定休日:年末年始を除き開園期間中は無休
アクセス:JR旭川駅からバスで約40分、終点下車すぐ
※一部写真提供:旭川市旭山動物園