家計簿・家計管理/家計管理の基本

1か月、現金主義でお金とつきあってみる(2ページ目)

何となくお金を使って、何となく残ったお金が貯金残高になっている人。まずは、1か月だけ現金で生活してみましょう。家計簿をつけなくても、驚きの発見があります。

山口 京子

執筆者:山口 京子

家計簿・家計管理ガイド

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いつもの生活に戻る前に

将来のお金に困ることなく、知らないうちに貯金が充分出来そうな家計は、いつもの生活に戻っても問題ありません。しかし、何となく不安を抱えているけど、家計簿をつけるなどの行動がとれない人は、最低限の固定費だけクレジットカード払いや口座引き落としにして、後は出来るだけ現金払いをおすすめします。

お金を貯める習慣の第一歩

現金主義が習慣になると、ちょっと使いすぎたからセーブしようとか、今月は後1週間だけどこれだけお金があるから、今日はこれを買っても大丈夫!という判断が家計簿をつけていなくても、出来るようになります。

ダイエットしなくても、長年体重が変わらない人は「ちょっと食べ過ぎたから、夜は軽めにしよう」とか「昨日スイーツを食べ過ぎたから、今日は控えめに」と自然と考えられる習慣がついています。それと同じですね。

将来のための貯金(毎月手取りの10%~25%くらい)が出来て、収入内でやりくり出来るようになれば、現金でもクレジットカードでもどちらでも大丈夫。生活に変化があったときや、ちょっとお金を使いすぎるクセが出て来た、と言うときも現金主義を試してみると、しっかり家計が引き締まります。一度、1か月だけお試し下さい。




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